アップル、「Apple Watch 2」の製造に向け準備を整えつつある模様 | GGSOKU - ガジェット速報

DigiTimesは14日(現地時間)、「Apple Watch 2」の製造パートナーについて、新たな情報が判明したと報じています。

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現在「Apple Watch」には、アップルが自社開発したSiP(System-in-a-Package)の「S1」が採用されています。DigiTimesが報じたところによると、同SiPモジュールを独占的に製造している台湾Advanced Semiconductor Engineering(ASE)が、Apple Watch 2に搭載される新型SiPモジュールについても、その大半を製造する見込みとのことです。

また今回、米Amkor Technologyやシンガポールの半導体企業STAS ChipPACについても、同モジュール製造を担当する企業としてその名が挙げられました。

現行モデルにおいては、回路基板の供給元としてNanya PCBおよびKinsus Interconnect Technologyの台湾企業2社が選定されていた一方で、次世代モデルにおいては後者のみがアップルとの協力関係を継続する見込みとされています。

なお、S1チップ内に統合されているCPU、DRAMおよびNANDフラッシュメモリなどは現在、韓国サムスンによって製造されており、次世代SiPモジュール向けのプロセッサに関しても、引き続き同社が製造を担う見通しとのことです。

[DigiTimes via Phone Arena]