熊本地震、JR九州が4/17運転計画を発表 - 九州新幹線、復旧の見込み立たず | ニコニコニュース

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JR九州が17日の新幹線・在来線の運転計画(16日19時現在)について発表した。熊本地震の影響で、明日も九州新幹線は終日運転見合わせに。熊本・大分地区の在来線も終日運転見合わせ、または本数を減らしての運転となる。

九州新幹線は14日夜に地震が発生し、熊本市内で回送列車1編成が脱線して以降、博多~鹿児島中央間の全区間で終日運転見合わせ(「みずほ」「さくら」は山陽新幹線区間のみ運転)が続いており、「現時点で復旧の見込みは立っておりません」とJR九州。新八代駅で新幹線と接続する高速バス「B&Sみやざき」も運転を見合わせる。

在来線では、熊本地区の鹿児島本線荒尾~八代間、豊肥本線熊本~豊後竹田間、三角線宇土~三角間、肥薩線八代~吉松間で17日の運転が取りやめに。鹿児島本線の特急「有明」、久大本線経由の特急「ゆふ」「ゆふいんの森」、豊肥本線の特急「九州横断特急」「あそぼーい!」、三角線の特急「A列車で行こう」、肥薩線のD&S列車「SL人吉」「いさぶろう・しんぺい」も終日運転見合わせとなる。

大分地区の日豊本線中津~延岡間、久大本線向之原~大分間、豊肥本線豊後竹田~大分間は本数を減らして運転される。特急「ソニック」「にちりん」は10時頃以降、両列車ともに本数を減らしての運転を予定している。その他の特急列車・D&S列車は始発から所定通り運転される予定だが、地震や気象状況などで運転計画が変更される場合があり、「状況が分かり次第、随時お知らせします」(JR九州)としている。

(上新大介)