太りがちな食べ方、やっちゃってない? 管理栄養士が指南する「太らない食事法」 | ニコニコニュース

ウレぴあ総研

同じ食事をしていても太る人、太らない人がいますが、それってただ体質の問題なのでしょうか。

【ダイエット】太りそう…と避けないで! “やせる体”をつくる「意外な食べ物」5つ

単品ダイエットや制限ダイエットなどを行っては失敗、その繰り返しでリバウンド……なんてことになっていませんか。それがストレスになって、さらに食べ過ぎてしまうことも。

今回は普段の食事で太ってしまいがちな食事方法と、それを解消するコツについてご紹介します。

食事の盛り付けが肥満に!?

毎日の食事はどのように摂っていますか。特に家族と食べるとき、大皿で食べていませんか。確かに洗い物が少なくて済むし、大皿で料理を出した方が食事のボリュームが出て豪華な感じもしますが、いつも大皿で食べていると太りやすくなることがあります。

大皿では自分がどれくらい食べたのか把握するのが難しく、つい食べ過ぎてしまうことも。手間ではありますが、食事は1人分に分けて食べるようにするのが太らないコツになります。

“ながら食事”が満腹感を狂わす!?

食事の時は、食事に集中できていますか。テレビや雑誌を見たり、携帯電話をいじったりしていませんか。

食事で満腹感を得るには食事の量もそうですが、匂いや歯ごたえ、噛んでいる音、料理を見ることなども影響します。何かしながら食事をしていると、食事の感覚が衰え、満腹感を得にくくなってしまいます。

料理を“味覚”、“嗅覚”、“聴覚”“視覚”“触覚”の5感を使って食べることで、満腹感を得やすくなりますので、食事をしっかり味わって食べるのがダイエットの近道になります。

○○不足で胃の刺激が減る!?

水分不足で胃の刺激が減る!?

食事のときに水分を必ずつけていますか。十分に水分を摂っていますか。

食事の際に水分が少ないと、胃を膨らませるのに時間がかかりがち。満腹感を得ながらダイエットをしたいのであれば、オススメは水分をしっかり摂ること。

胃に物が入ると、食べ物が入ってきたと脳に信号を送り、満腹感を感じやすくしてくれますが、水分は口に入れてから1〜2秒で、食道を通り胃に到達するとても早いスピード。

食事をする前にコップ1〜2杯ほど糖分のないお茶やお水を飲むと、食べ過ぎを防ぎやすくなります。特に発泡水(無糖の炭酸飲料)は胃壁を刺激しやすく、満腹中枢に信号を送りやすくしてくれるのでいいですね。もちろん、食事中も水分を摂りながら食べるようにしてみてください。

調味料の使いすぎが食欲増進に!?

食事の味付けによっても食欲が変わり、食べ過ぎてしまうこともあります。パスタにはタバスコ、ラーメンにはコショウなど、味を確認しないうちに調味料をかけていませんか。

濃い味を食べると、その食事内では、以降それより薄味のものは味を感じにくく、濃い味のものが美味しいと感じやすくなります。

調味料が多い濃い味は、食欲を増進させますので、食べすぎる要因に。特に淡白な味のご飯や麺などの主食と合うので、主食の摂りすぎにも。

よく噛んで味わって食べる、シソや生姜、レモンなど食材そのものを調味料代わりに使う、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べるようにすることで、調味料の使いすぎを防ぐことができ、食べ過ぎ防止にもなります。

“後悔”が脂肪になりやすい!?

「食べ過ぎた〜」と後悔が脂肪になりやすい!?

美味しい食事や好きなものはつい食べ過ぎてしまうこともありますよね。その後「食べ過ぎちゃった」「太っちゃう」なんて後悔していませんか。

その後悔が脂肪をつきやすくすることもあります。後悔はカラダにとってストレスを与えていることで、ストレスは、カラダでの代謝を下げる要因になり、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。

食事に満足することで、消化・吸収量は変わります。もし食べ過ぎた場合でも、「美味しかった!次の食事は節制しよう!」と前向きに考える方が、脂肪がつきにくくなります。

いかがでしたか。今回はついやってしまう、太ってしまいがちな食事法についてご説明致しました。

ちょっとしたコツで満腹感を得やすくなりますので、当てはまった食事法は改善していけるといいですね。これから薄着になっていく季節、今から是非意識してみてください!