アイアン・メイデンの浮世絵が10万円! 花魁に化けたエディが強烈 | ニコニコニュース

「地獄太夫実ハ壊泥」原画
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イギリスのヘヴィメタルバンド・IRON MAIDEN(アイアン・メイデン)のマスコットキャラクターであるエディをモチーフにした浮世絵「地獄太夫実ハ壊泥」(じごくだゆうじつはエディ)が、300枚限定で販売される。

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これは、「浮世絵で世界をつなぐ」をテーマに、江戸木版画の技術を伝承する職人たちによる新たな浮世絵作品を制作する「浮世絵プロジェクト」の第2弾作品。

価格は108,000円(税込)で、4月20日より浮世絵プロジェクトのECサイトにて予約販売中。発送は9月初旬頃を予定している。

「浮世絵プロジェクト」第2弾作品は"鋼鉄の処女"!

浮世絵の伝統技術を後世に伝承するとともに、日本独自のアートを世界に発信していくことを目的に立ち上げられた「浮世絵プロジェクト」。

その第1弾作品として、ロックバンド・KISSとアイドルグループ・ももいろクローバーZとのコラボレーション浮世絵などが発表されたことで話題を集めた。

続く第2弾作品「地獄太夫実ハ壊泥」は、4月20日(水)、21日(木)に両国国技館にて開催される、アイアン・メイデンの約8年ぶりとなる来日公演を記念して制作された。

アイアン・メイデンのマスコットキャラクター・エディ(壊泥)が江戸時代にやってきて悪さをした様子を、当時の江戸の浮世絵師が妖怪絵として描いたというコンセプト。

江戸の風俗街・吉原の人気花魁に会いに来た呉服問屋の若旦那が、花魁を鏡越しに見たら、実は美しいお面をかぶっているエディだった……という若旦那の証言をもとに描いた妖怪図という設定だ。

右下部分には、アイアン・メイデンの由来である伝説の拷問器具「鋼鉄の処女」とともに、「穢行銘傳之内」(アイアン・メイデンのうち=穢れた行いを記した伝説)と当て字で書かれているのもまたシュール。

アイアン・メイデンの音楽性のみならず、ジャケットにも色濃く反映されたストーリー性を意識してつくられた浮世絵に仕上がっている。なお、予約特典として浮世絵と同じ絵柄のクリアファイルも付属する。

さらに、この作品に続く2作目として、アイアン・メイデンの名盤をオマージュした作品も制作予定。こちらの詳しい内容は近日発表となっている。