Acer、ゲーム用PC「Predator 17 X」「Predator G1」発表、VR対応仕様 | ニコニコニュース

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Acerは4月21日(米国時間)、米ニューヨークで開催したプレスイベントで、ゲーム向けのノートPC「Predator 17 X」とデスクトップPC 「Predator G1」を発表した。VR(Virtual Reality)対応のグラフィックス性能を認定するNVIDIAの「GeForce VR-Ready」をどちらも満たしており、Oculus Rift、HTC Vive、RazerのOSVR、StarbreezeのStarVRなどを使用できる。

Predator 17 Xのディスプレイサイズは17.3インチ。FHD(1920×1080)またはUHD(4K: 3840×2160)のIPSパネルになる。GPUにGeForce GTX 980を搭載し、NVIDIA G-SYNCテクノロジをサポートする。プロセッサは第6世代のIntel Core i7-6820HKだ。前面から吸気し、3つのファンで後方に空気を流して効果的にシステムを冷やすトリプルファン・クーリングシステムを採用しており、CPU を最大4.0GHzまで、GPUを同1310MHzまで、VRAMを同3.7GHzまでオーバークロックできるという。メモリーはDDR4-2133(最大64GB)。ストレージはNVMe対応のPCIe SSD 3台構成のRAID0アレイだ。5月に中国で、6月に北米と欧州で発売になる予定で、北米での価格は2,799USドルから。

Predator G1は、プロセッサが第6世代Intel Coreシリーズ、GPUはNVIDIA GeForce GTXシリーズ(最上位はTitan X)。64GBのDDR4メモリ、最大4TBのHDD(7200 RPM)あるいは512GBのSSDを搭載する。最大の特徴は、ゲーミングPCとして競争力のある性能や拡張性とサイズのバランスだ。片手で持ち抱えられる16Lサイズのケースを採用しており、ハードケースやバッグに入れて容易にLANパーティなどに持ち運べる。

欧州では6月に発売し、7月に北米と中国にも投入する。北米での価格は2,299USドルから。Acerは先着順で1,000人の購入者に専用のハードケースを無料提供する。

(Yoichi Yamashita)