くまモン頑張れ絵、広がり続く 『キングダム』作者や能年玲奈らも描く | ニコニコニュース

尾田栄一郎氏の地元・熊本に向けた直筆メッセージ(C)尾田栄一郎/集英社
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 熊本地震の被災地を、熊本県のPRキャラクターのくまモンの絵で応援しようという動き「#くまモン頑張れ絵」が、地震発生から約1週間経過する今も続き、きょう22日には『キングダム』の作者・原泰久氏や女優の能年玲奈らがツイッターやブログを通じて“くまモンがんばれ絵”とメッセージを伝えている。

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 「#くまモン頑張れ絵」の始まりは、漫画家の森田拳次氏から、ちばてつや氏に送った1枚のFAXをちば氏が16日にブログで公開したこと。けがをしたくまモンの絵に「クマモンがクマっている 助っ人にいくベア」と言葉が添えており、ちば氏も「現在の我々の気持ちをマンガでお伝えしよう…と」とメッセージを掲載した。

 この動きをきっかけに、ツイッター上を中心に広がりを見せ、一般の人たちはもちろん、人気漫画『ONE PIECE』の原作者で熊本県出身の尾田栄一郎氏、『進撃の巨人』の原作者で大分県出身の諫山創氏が、それぞれの漫画のキャラクターとくまモンの絵ともに励ましの言葉を伝えた。また、19日には熊本県が、熊本地震支援の募金活動やイベントを実施する際、くまモンのイラスト利用を事前許諾不要の届出制とする特例措置を発表した。

 この日は新たに『キングダム』の作者・原氏もツイッターで「お隣りの県から心配と復活への応援をしております」の言葉と絵を掲載し、能年もブログに「熊本県、大分県、九州にお住まいの皆様。どうか、少しでも不安が和らぎますように」とメッセージし、描いた“くまモンがんばれ絵”を添えた。

 これまでにも、『花より男子』の神尾葉子氏、『山田くんと7人の魔女』の吉河美希氏、『FAIRYTAIL』の真島ヒロ氏、『GTO』の藤沢とおる氏、声優の加藤英美里、お笑い芸人のなだぎ武などが、それぞれのくまモンがんばれ絵とメッセージを伝えるなど、今もなお広がりを見せている。