ともに日本代表としてプレーした姉・優季(左)と妹・亜紗乃(右) [写真]=Getty Images
サッカーキング

 1.FFCフランクフルトに所属するなでしこジャパンのFW大儀見優季が21日、自身のブログ(http://ameblo.jp/y-naga19/)を更新し、ポツダムに所属するFW永里亜紗乃の引退に際してコメントを残した。  今シーズン限りでの現役引退を発表した永里は21日、公式ブログ(http://ameblo.jp/asano-n-18/entry-12152350818.html)で心境をつづった。「正直まだまだサッカーを続けていきたい気持ちもありますし、この決断を受け止めきれていない部分も正直あります」と気持ちの整理がついていないことを明かした永里。引退の決断理由を「膝は軟骨の状態が良くなく、ドクターにも『今このままサッカーを続けると将来歩けなくなってしまうかもしれない』と言われてしまい、この言葉が強く突き刺さりました」と説明した。 [caption id="attachment_433500" align="alignnone" width="800"] ポツダムでプレーする永里亜紗乃 [写真]=Getty Images[/caption]  この発表を受け、姉である大儀見もブログを更新。「妹が過ごした23年というサッカー人生において、姉として、時には仲間として、時には敵として、本当に多くの時間を一緒に過ごしてきました。そんな妹が下した今回の決断は、本当に心が痛む想いでした」と辛い思いを発信した。  「2013年1月に海を渡り、ドイツに飛び出してからの妹は、本当に逞しく成長していきました。チームメイトとコミュニケーションをうまくとり、いろんな壁にぶち当たりながらもそれを乗り越えていく姿は、本当に誇らしく思えました」と妹の成長を感じていたことを明かした大儀見。「これから妹は、女子サッカー界、そして1人でも多くの人の力になれるよう、第2の人生を歩んでいってくれると思います」とエールを送った。  ブログの最後で、「サッカーを始めてから23年、プロとしてポツダムで過ごした3年間、本当にお疲れさま。よく頑張ったね」と語りかけた大儀見。「亜紗乃がいなかったら、今の私はないよ。本当にありがとう」と感謝の思いを伝えた。 【関連記事】 ●J2熊本、さらに3試合の中止が決定…5月7日の第12節まで ●レアル、C・ロナと今季中に契約延長か?…年俸は“天文学的”との報道も ●批判浴びるネイマール、ファンの評価が下降線?…6割以上が売却希望 ●クロップ、珍しく記者の質問に憤り「君は違う星に住んでいるようだ」 リオ五輪のグループリーグ初戦で戦うU-23ナイジェリア代表ってどのくらい強いの?(サッカーキング・オピニオン)