「声優を苦しめてる有名な言葉がある」諏訪部順一も宮野真守も苦戦! 半裸が会場の男女比分けた? | ニコニコニュース

アニメ『ヤング ブラック・ジャック』公式サイトより。
おたぽる

“マンガの神様”こと手塚治虫氏の不朽の名作『ブラック・ジャック』。その主人公・間黒男の若き日の姿を描いた、スピンオフ・コミック(脚本:田畑由秋、漫画:大熊ゆうご/秋田書店)を原作に、昨年10月から放送されたTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』(以下、『YBJ』)のBlu-ray&DVD発売を記念した「今日はスペシャルDay」が4月17日、開催された。

 イベントには間黒男役の梅原裕一郎、藪役の遊佐浩二、岡本舞子役の伊藤静、キリー役の諏訪部順一、百樹丸雄役の宮野真守という豪華な顔ぶれがそろい、作品の裏話、ゲームにクイズなどで観客を楽しませた。この日、参加していたという20代の女性がその内容をこうレポートする。

「イベントは諏訪部さんと宮野さんが率先して盛り上げていましたね。お茶目さ全開といった感じで、お腹が痛くなるくらい笑わせてもらいました。諏訪部さんは、『YBJ』には『我々声優を苦しめている有名な言葉があるんです』と、言い出したんです。一体なんだろうと思たら、その言葉とは“手術”という単語だそうなんです。洋画の吹き替えなどでは、なるべく“オペ”にしているとおっしゃってて、宮野さんも『苦しめられました』と、打ち明けていましたね。でも、若い梅原さんが、そんな声優泣かせのセリフをスラスラとしゃべっていたというので、お2人も褒めてましたよ。ほかにも、遊佐さんが、『マスクをしているシーンは口パクがないから』と、負担が少し減ったという話も印象深かったです」

 なおアニメでは、第1話から間黒男の半裸シーンが描かれたことを皮切りに、その後もたびたび男性キャラクターが脱いでいるシーンが登場。その“脱ぎっぷりの良さ”に深夜アニメながらネット上の実況も沸き返っていたというが、そのことに触れられたこともあったそうで……。

「手術シーンをランキング形式で振り返るというコーナーで、1位になったシーンに半裸のカットがあったんです。すると諏訪部さんが、会場を見回して『会場の男女比に関係がありますよね』と、話していて(笑)。会場には大体800人弱くらいの作品のファンが集まっていたんですけど、ほぼ女性だったので、さすが諏訪部さんよく分かっていらっしゃるという感じで、周りのみなさんも苦笑いしている感じでした」(前出の女性)

 そんな女子へのサービスシーンでも話題となった『YBJ』だが、1960年~70年代の日本や世界をとりまく社会情勢の背景も織り込みつつ、なぜ間黒男という若者が、ブラック・ジャックと呼ばれる高額報酬を請求する無免許医の闇医者になったのかという、ドラマもしっかりと描いていたのも印象深いところ。これからも何かしらの動きがあることを、期待したいところだ。