らんま&あかねだけじゃない! 「許嫁」の設定があるキャラ5選 | ニコニコニュース

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恋愛モノやハーレム系のアニメ・漫画でよく見る設定の一つに「許嫁(いいなずけ)」があります。これは「親同士が将来子どもたちを結婚させることを約束し合った仲」で、いわゆる婚約者です。今回は、現実の世界ではめったにいない、「いいなずけ」同士というキャラクターをピックアップしてみました。


●早乙女乱馬&天道あかね(らんま1/2)

「いいなずけ」のキャラクターといえば、やはりこの二人。特に20代後半から30代前半のアニメファンにとっては絶対に外せないキャラクターでしょう。あかねの父親の早雲は、子どもが全員女性ということで、同じ武道家の息子である乱馬を道場の跡継ぎにしたいと考えての婚約でした。しかし乱馬は呪いの温泉の影響で水にぬれると女性になる体質になったこと、また乱馬とあかね双方が納得していないことなども影響して、たびたび騒動になるのでした。

●一条楽&橘万里花(ニセコイ)

最近の作品の中では『ニセコイ』に登場するこの二人が有名どころ。主人公の一条楽は集英組というヤクザの跡取り息子ですが、ある日アメリカのギャング「ビーハイブ」のボスの娘・桐崎千棘と3年間恋人を装うことになります。そんな偽の恋人生活を続ける楽の前に現れたのが橘万里花でした。偽ではなく、父同士が取り決めたちゃんとした関係……のはずでしたが、楽の父親が冗談だと思っていたため、残念ながら楽は万里花のことをいいなずけだと思っていませんでした。

●花菱薫&桜庭葵(藍より青し)

花菱財閥の跡取り息子として厳しく育てられることに嫌気が差し、家を飛び出した主人公の花菱薫。彼には両思いのいいなずけの桜庭葵がいましたが、家を出たことで婚約は破棄されてしまいます。しかし葵は薫を思うあまり、彼を追って家を飛び出してしまいます。二人は葵の後見人の協力を得て、とある洋館とその洋館の離れに住むことに。しかしその洋館の離れには薫の大学の友人たちも住むことになり、二人の関係を隠さないといけないことに……。意外と珍しい相思相愛のいいなずけでした。

●長瀬準一&片桐優姫(あかね色に染まる坂)

高校生の長瀬準一はある日男たちに絡まれている美少女を助けます。格好をつけて名前も名乗らずに去る準一でしたが、その女の子が転入生として再び登場します。彼女は片桐財閥の令嬢・片桐優姫。実は彼女と準一は親同士が決めたいいなずけの関係。さらに優姫は準一に助けてもらったことでより好意を抱きますが、とある事件がきっかけで二人の仲は険悪になってしまいます。最悪の関係からどうなるかが見ものの、「らんま的」ないいなずけ関係でした。

●シエル・ファントムハイヴ&エリザベス・ミッドフォード(黒執事)

19世紀末のイギリスを舞台に、名門ファントムハイヴ家の幼い領主・シエルとその執事であるセバスチャンが、さまざまな事件を解決していく物語。主人公のシエルには、ミッドフォード侯爵家の令嬢・エリザベスといういとこがおり、彼女はいいなずけでもあります。かわいいもの好きの美しい美少女ですが、実は相当な剣術の使い手。最初はシエルに嫌われないかと剣技を隠していましたが、とあることをきっかけに披露することになり、その後もたびたびその剣技で困難を乗り越えています。

アニメ・漫画のいいなずけ設定のあるキャラクターを紹介しました。他には、昔の漫画ファンには『キン肉マン』のキン肉スグルとビビンバの関係もおなじみでしょう。最近はそこまで多く見掛けなくなりましたが、また魅力的ないいなずけキャラクターが登場するといいですね。

(中田ボンベ@dcp)