新ヒーロー「ウルトラマンオーブ」誕生 歴代ウルトラ戦士のパワーを注入 | ニコニコニュース

新テレビシリーズ『ウルトラマンオーブ』テレビ東京系で7月9日スタート。ウルトラマンオーブとなって戦う主人公・クレナイ ガイを演じる石黒英雄(C)円谷プロ(C)ウルトラマンオーブ製作委員会・テレビ東京
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 今年放送開始50年を迎える「ウルトラマン」シリーズ最新作『ウルトラマンオーブ』がテレビ東京系で7月9日(毎週土曜 前9:00、全25話)より放送開始されることが25日、わかった。歴代42人目となる新ヒーロー「ウルトラマンオーブ」は、「ウルトラマン」をはじめ、「ウルトラマンタロウ」や「ウルトラマンティガ」、「ウルトラマンゼロ」など、歴代ウルトラ戦士のパワーを借りて、特性の異なるさまざまな姿にタイプチェンジし、次々に現れる怪獣たちと戦う、50年の節目にふさわしい親子3世代で楽しめる作品となりそうだ。

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 1966年7月10日、『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』でテレビに初登場し、翌週17日に放送を開始したテレビシリーズ『ウルトラマン』は、平均視聴率36.8%、最高視聴率42.8%を記録する国民的人気を獲得。以来シリーズ化を重ね、国内だけでなく世界中で愛される親子3世代キャラクターとなっている。

 ウルトラマンオーブとなって戦う風来坊の青年・クレナイ ガイを演じるのは、俳優の石黒英雄(27)。「幼い頃に憧れていたウルトラマンのステージに立たせていただけるとは、夢にも思っていませんでした。ウルトラマンの世界でしか味わえない、ヒーロー・怪獣と一緒にお芝居ができる特殊な空間にどっぷり浸かりたいと思います」と高ぶる気持ちを抑えつつ、「今までとは異なる新しいヒーローの誕生を一人でも多くの方に観ていただけるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

 メイン監督は、昨年のテレビシリーズ『ウルトラマンX』に引き続き、田口清隆氏が担当。ほか、アベユーイチ氏、市野龍一氏、冨田卓氏、武居正能氏らが名を連ねる。シリーズ構成は、中野貴雄氏、小林雄次氏。

 「ウルトラマン」と「ウルトラマンティガ」のパワーをかりた姿「ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン」、「ウルトラマンジャック」と「ウルトラマンゼロ」のパワーをかりた姿「ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ」、「ウルトラマンタロウ」と「ウルトラマンメビウス」のパワーをかりた姿「ウルトラマンオーブ バーンマイト」のビジュアルも公開された。

 田口監督は「昨年の『ウルトラマンX』は<王道と原点回帰>をスローガンにしつつ『とにかく面白いウルトラマン』を追求しました。今年の新作『ウルトラマンオーブ』はこの流れを汲みつつも『もっと上』ではなく『斜め上』に行ってしまえ! と舵を切りまして、<迷ったら遊べ>をスローガンにしました。“いつも通り”よりも“思いついちゃった面白い方”を選択せよ、という宣言です。ウルトラマン放送開始50年のこの大事な年に、敢えて、それに捕われない自由な発想のウルトラマンを創造しようといろいろ実験しております。『ウルトラマンオーブ』、ご期待ください!」とメッセージを寄せている。