<石原プロ>16年ぶり新人発掘オーディション開催 グランプリは20歳の神田穣さん | ニコニコニュース

「石原プロ次世代スター発掘オーディション」でグランプリを獲得した神田穣さん
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 石原プロモーションの16年ぶりの新人俳優募集となる「石原プロ次世代スター発掘オーディション」の最終審査とグランプリ授賞式が25日、東京都内で行われ、ファイナリスト11人の中から埼玉県出身の神田穣(かんだ・じょう)さん(20)がグランプリに輝いた。神田さんは「驚きです。素直にうれしい。全然実感が湧かなくて、何を言っていいのか戸惑っています」とグランプリ獲得の心境を明かした。目標の俳優は小栗旬さんといい、「昔から影響力のある人間になりたいと思っているので、目標は、影響力のある人間になって、(それから)俳優に近づけるように頑張りたいと思います」と力強く語った。

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 神田さんの特技は野球と総合格闘技といい、最終アピールでは30秒での腕立て伏せを披露した。審査副委員長として参加した舘ひろしさんは、「新しい仲間ができた。本当にうれしく思っています。これから、いっぱい夢を持ってやっていっていただきたい」とエールを送った。審査員の神田正輝さんは「なるべく早く結果を出してじいさん2人(神田さんと舘さん)を楽にしてください」と笑わせ、「僕も最初、(演技で)せりふを言うのが大嫌いだった。でもあるとき、『(自分が演じる)役の人が言うんだ』と思ったら楽になった。そういう、つらい思いとか楽しい思いとかを、現場で自分で覚えていってくれたらいいなと思います」と期待を込めてメッセージを送った。審査委員長で故・石原裕次郎さんの妻の石原まき子さんは「直感で、すてきな笑い顔がとっても印象に残りました」と選考理由を説明した。

 準グランプリは米ロサンゼルス出身の丞威(ジョーイ)さん(21)、特別賞は静岡県出身の増本尚さん(ますもと・なお)さん(16)が受賞。丞威さんは「自分が(石原プロに)入ったからには、自分にしかできないことをやろうという責任感はあります。英語が母国語なので、そこをうまく使って、世界に勝負できる役者になっていきたいなと思います。石原プロに入れただけで本当にうれしいです」と感動を表現しつつ意気込みを語った。増本さんは「うれしい気持ちと頑張りたい気持ちがある。若さを武器に頑張りたい」と力を込めた。

 同オーディションは、石原プロとCS専門チャンネル「チャンネル銀河」「ファミリー劇場」が全国190のケーブルテレビ局とタッグを組んで立ち上げたプロジェクト「4K未来映像プロジェクト」の企画。1万5218人の応募があり、1次選考で400人、2次選考で40人、3次選考で15人まで絞られた。4次選考のハワイ合宿を経てファイナリスト11人が選出された。グランプリ、準グランプリ、特別賞の3人は石原プロとの契約のほか、賞金などが贈られた。

 審査委員としてほかにタレントのLiLiCoさんやた「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」などの平山秀幸監督などが出席した。最終審査や授賞式の様子はファミリー劇場とチャンネル銀河の特番「グランプリ決定!石原プロ次世代スター発掘オーディション」として5月6、7日にそれぞれ放送される。