「iPhone 7」は、マイナーチェンジモデルとなる見込み ―ミンチー・クオ氏 | GGSOKU - ガジェット速報

9to5Macは24日(現地時間)香港KGI証券のアナリストであり、米アップルの消息筋としても知られているミンチー・クオ氏が、今秋登場予定の「iPhone 7」シリーズについて、新たな予測を明らかにしたと伝えています。

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クオ氏によると、2016年におけるiPhoneシリーズの出荷台数は、最悪のシナリオに沿って推移した場合は1億9000万台、最良のシナリオにおいては2億500万台に達する見込みであり、1億9000万台という数字は、2014年における総出荷台数を3000万台ほど下回るとのことです。

また今回、KGIが発表した予測情報では、スマートフォン業界における世界5大企業のうち、アップルのみが出荷台数において前年度比でのマイナス成長を見せるとの予測が示されました。

114 Global smartphone 2016F shipments estimates by KGI

この不調の背景には、「iPhone SE」の販売が予想よりも振るわなかったことに加え、今秋に発表される予定の「iPhone 7」シリーズがユーザーの関心を強く惹き付けるほどの変化を遂げないことが、原因として存在していることを同氏は指摘しています。

一方で、2017年のiPhoneシリーズは、AMOLEDディスプレイやガラス素材製筐体の採用などを含めて、大幅に刷新されたメジャーチェンジモデルとして登場し、大きな需要を喚起する見通しとのことです。

[9to5Mac]