ケンコバが薬物依存問題にコメント「芸人はやってないと信じたい」。 | ニコニコニュース

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お笑い芸人のケンドーコバヤシ(43歳)が、4月25日に放送されたニュース番組「AbemaPrime(アベマプライム)」(AbemaTV)に出演。芸能界の薬物依存についてコメントした。

この日、番組では「覚せい剤問題」をテーマに進行。覚せい剤からの更生に悩む人々の館「ダルク」へ、中2リポーターが潜入取材を行った。薬物依存者たちの覚せい剤による生の苦しみの声を聞きながら、現場は張り詰めた空気に。「木が警察官に見える、話しかけてくる」「首だけの警察官が部屋中を嗅ぎまわって薬を探していた」といった強烈で生々しいエピソードも披露された。

自身も薬物依存者であり、同じ境遇の人たちと共同生活を送る50歳の男性に対して、中2リポーターは「なぜやったのか?」「学校で覚せい剤ダメっていわれなかったのか?」などと直球の質問。それに対し、男性からは「やめることは不可能。やめたいわけではない。刑務所に行きたくないだけ」という回答が飛び出した。

こうしたやり取りを経て、中2リポーターは「覚せい剤で人生が壊れたことが分かったので、手は出したくない」「まわりにそんな人がいたら、絶対に止めてあげたいと思いました」と素直な感想を教えてくれた。

スタジオでは、コメンテーターの堀潤からケンコバに対して、「芸能界や芸人の中ではどうなんですか?」との質問。これに対しケンコバは、「芸人はアドリブ対処や会話のひずみから笑いを生む。トリップ状態ではできないから芸人は手出さないよねと、よく話します」と、芸人同士で会話に出ることも交えながら、「芸人はやってないと信じたい」と力強い声でコメントした。

また、堀は「田代まさしさんはダルクに参加して自分の過ちを発信している。発信力があるからこそ次にできることとして行っている」「清原さんの次の言葉を聞きたい」とジャーナリストならではの視点で語った。