京都府内の60代女性が振り込め詐欺に遭い、総額1億円超をだまし取られていたことが26日、府警への取材で分かった。女性は約20万〜100万円を計200回以上振り込んだという。

 府警によると、被害に遭ったのは2015年秋から今年2月ごろ。複数の証券会社をかたる男から、「株を買いたがっている人がいて、名義変更に手数料が必要」などと電話で送金を指示された。

 4月上旬、男と連絡が取れなくなったことから、不審に感じた女性が警察に届け出た。