20万社超の情報公開へ=パナマ文書

 タックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いた「パナマ文書」を調べている国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は26日、調査対象となっている20万社以上の法人に関する情報を日本時間5月10日午前3時にホームページ上で公開することを明らかにした。

 対象には香港や米ネバダ州など21カ所に設立された法人や財団が含まれ、200を超す国・地域の個人が関わっているという。銀行口座や金融取引の記録、電子メールを含む通信内容、電話番号などの個人情報は公開しない。