嫌いな授業をやりたくない?「やるメリット」もあると先輩たちのアドバイス | ニコニコニュース

嫌いな授業をやりたくない?「やるメリット」もあると先輩たちのアドバイス
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学生時代を思い返してみると、嫌いな授業のひとつやふたつはあった。先生が合わない、やる気が出ないなど言い訳をつけては、向き合うことを避けていたような気がする。

筆者の学生時代は10年以上前のことになるが、現代においても悩みは付きもののようだ。「教えて!goo」「体育の授業(ダンス)が嫌です」と嘆く学生がいた。

相談者さんはダンスが得意ではなく、練習風景を撮影してレビューする際にも嫌われているクラスメイトからの視線が痛いという。諸事情あって保健室でサボることもできないままで気が重い……相談者さんに寄せられた元学生たちからの真摯なアドバイスは、大人であっても参考になるポイントがあったので紹介していこう。

■不得意なことだからこそ学校で体験を

「得意なことも不得意なことも体験するのが学校というところです。(中略…)一生やらなくてもいい事だからこそ今、一生懸命やるべきなのです」(youcanchanさん)

ダンスに限ったことではないが、学校は「通常なら生きている中で接点のないことに時間を割く場所」と捉えることもできる。今後の人生で遭遇する、それらの「接点がないと思っていたこと」に対してどう立ち向かうかを学ぶのも、学校だからこその体験といえるわけだ。

■とれる取れる選択肢は3つしかない

「嫌なら改善する。改善できないなら我慢する。我慢できないなら逃げ出す(そして周囲から見放される)。それが社会のルールだから」(yonesanさん)

では、「接点がないと思っていたこと」に対するにはどうしたらよいか。取れる選択肢は3つかしかないとyonesanさんは言う。今回のダンスの授業であれば、「死ぬ気で練習する、笑われても我慢する、我慢できないならサボる(ただし通知表に1がつく)」の3つだ。

それぞれの選択肢のメリットとデメリットを考え納得のいく選択を繰り返していく。それが、自分の意思で自分の人生を組み上げていくということなのかもしれない。その中で、いかにリカバーするのかを考えられるようになっていくのも大事なポイントだろう。

■考え方は態度に表れる

「貴方の消極的な考え方が、態度に出ていてそれが、笑われている可能性も有るので、自信を持ってください」(mak-nakさん)

行動を取る際に気をつけなければいけないのは、心の動きは態度に出る、ということだ。クラスメイトからの視線が痛いのは、もちろん彼らが嫌味な可能性もあるが、そうさせている何かが相談者さんの側にあるかもしれないことは忘れてはならない。

学校の授業だけは、その中身だけでなく向き合い方も学ぶチャンス。そう思うと、大人でも耳の痛い人も多いはず。みなさんも心当たりはあるだろうか?

(松本塩梅)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)