【ワシントン時事】任天堂が制作に協力したスマートフォン向けゲームアプリ「Pokemon GO(ポケモンゴー)」をめぐり、米民主党の上院議員が12日、利用者の個人情報保護に懸念があるとして、開発した米ベンチャー企業に説明を求めた。ポケモンゴーは米国で爆発的な人気となる一方、利用者の立ち寄り先やネット閲覧記録など幅広い情報を集めているとの見方が出ている。

 議員はミネソタ州選出のアル・フランケン氏。ゲームを開発した米ナイアンティックに書簡を送付し、収集している情報の種類と使途、提供先を説明するように要請。「特に青少年のプライバシーとセキュリティーの問題にどのように取り組んでいるのか」と疑問を呈した。