＜患者情報＞治療歴を研究活用へ 拒否しなければ共有可能
政府は１０日、医療機関が持つ治療歴などの患者情報を研究目的で収集、活用できるようにする「次世代医療基盤法案」を閣議決定した。患者が自ら拒否を申し出ない限り、国の認定を受けた民間機関に提供できることにする。患者情報をビッグデータとして解析し、新薬や新たな治療法の研究開発につなげる狙いがある。
政府は１０日、医療機関が持つ治療歴などの患者情報を研究目的で収集、活用できるようにする「次世代医療基盤法案」を閣議決定した。患者が自ら拒否を申し出ない限り、国の認定を受けた民間機関に提供できることにする。患者情報をビッグデータとして解析し、新薬や新たな治療法の研究開発につなげる狙いがある。