【キャンベラ時事】陸上男子の桐生祥秀(東洋大)は12日、オーストラリアのキャンベラで行われた競技会の200メートルに出場し、20秒60(追い風1.1メートル)で1位となった。ウォルシュ・ジュリアン(東洋大)は20秒77で3位、原翔太(スズキ浜松AC)は21秒16で5位。

 桐生は「序盤は向かい風が強くてタイムは狙えなかったが、1位になってよかった。試合の感覚がつかめたのでよかった」と振り返った。

 桐生は今大会が今季初戦。11日には100メートルで2レースに出場して10秒04(追い風1.4メートル)、10秒19(向かい風0.1メートル)を記録し、今年の目標に掲げる日本人初の9秒台に向け好スタートを切った。練習の一環と位置付けた大会で、「スタートなどいろいろ課題が見つかった」と収穫も口にした。 

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