今冬にテネリフェに加入した柴崎岳 [写真]=AMA/Getty Images
サッカーキング

 テネリフェに所属するMF柴崎岳が、12日のリーガ・エスパニョーラ2部第29節ヘタフェ戦でベンチ入りを果たした。

 今冬に鹿島アントラーズからテネリフェに移籍した柴崎は、チーム合流後にコンディション不良等があり、練習不参加が続いていた。だが、先月下旬に個人トレーニングを再開し、今月にはチーム練習にも合流。そして今節、移籍後初の招集メンバー19人に入った。先発とベンチのメンバーは計18名のため、1選手はメンバー外となるが、試合約1時間前に発表されたメンバーには、ベンチの枠に「20. Gaku」の名前が記されていた。

 テネリフェは現在、リーグ戦で10試合負けなし。自動昇格圏内の2位ジローナに10ポイント差をつけられているものの、昇格プレーオフ出場権を得られる3位につけている。残りは14試合で、今節は2ポイント差で6位のヘタフェとのアウェイゲームに臨む。上位争いにおいて重要な意味を持つ一戦で、柴崎のスペインデビューに期待が高まる。