野菜や果物に組亀甲模様⁉ Instagramに投稿されたカービング作品がスゴイ | ニコニコニュース

やわらかいブロッコリーにも
ねとらぼ

 Instagramに投稿された野菜や果物のカービング(デザインカット)がすごいです。繊細な造形が美しい。

【拡大画像や他の画像】

 りんごやバナナ、ブロッコリーやにんじんなどの皮・断面部分にさまざまなパターンのデザインが彫られ、モダンな魅力を放つアートが完成しています。どれも正確さが求められる細かい内容ですが、彫る対象物が生もののため、変色が進まないよう素早く彫られているのが分かります。

 ちなみに「カービング」はもともとタイの伝統文化の一つ。日本でも教室が開かれるほどの人気があり、同様に野菜・果物・ソープ(石けん)などに草花などのモチーフを彫刻します。

 制作・投稿しているのは岳さん。カービング歴は約2年で、彫り方などは全て独学で習得したそうです。5〜6年前にネットでカービングの世界を知った岳さんは、「1年ぐらいやりましたが独学の限界を感じ挫折しました」と一度は離れるものの、数年後に武井壮さんの「まずは体をコントロールする技術を鍛えることだ。そうすることで人が3年かかることが1年でできる」という言葉に納得。それから練習を再開して、ひたすらコントロールする練習をしたということです。

 お気に入りの作品は、足型のニンジンに筋肉を彫った「ムキムキ人参」と「ドラゴンボール」のファンアート。またガールズバンドの「KANIKAPILA」が好きで、「彼女達の歌で頑張れた」という岳さんは、同バンドの記念日などにりんごのカービング動画を投稿するなどして応援しているそうです。

 カービングの魅力については「何でも表現できる所だと思います」ということで、岳さんのInstagramでは模様だけでなく「大根の鯉」や「さつまいもの亀」など、バリエーションに富んだ作品を見ることができます。

 Instagramには海外からの称賛コメントも多く寄せられていて、海外メディアで取り上げられるなど話題になっています。

画像提供:岳さん