五月病をふっ飛ばす「心のカンフル剤」になるアニメ作品5選 | ニコニコニュース

五月病をふっ飛ばす「心のカンフル剤」になるアニメ作品5選
アニメ!アニメ!

新年度も一ヶ月が経過しました。新しい環境になかなか慣れず、疲れが溜まっている人も多いハズ。ゴールデンウィークが明けてから「会社(学校)なんか行きたくねーっ!」と嘆いているあなたへ。5月病対策としてアニメ鑑賞はどうでしょうか? 心のカンフル剤になるアニメ。癒やされたり、やる気の出てくるような傑作アニメを紹介しましょう。

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■『のんのんびより』

そよ風、川のせせらぎ、鳥の鳴く声。のどかな大自然に囲まれて心を落ち着かせたい。そんな気分の時には『のんのんびより』。明るくていたずら好きの越谷夏海。中学二年だけどちっちゃくて、妹よりも子供っぽい越谷小鞠。語尾に「のん」をつけて喋る、独特の感性を持つ宮内れんげ。都会から転校してきた一条蛍の視点から、田舎を満喫して、仕事も勉強すべて忘れてしまいましょう。


「遠足」って聞いていたのに田植えの手伝いをさせらたりもしますけど(第一期 第3話)。それすら自然と触れ合う貴重な経験です。

「セイ!」

力任せに苗を挿し込んで、ガチ踏みしながら前進するれんげの可愛さ。

「ちょっと夏海ー!! ぬかるみにはまって動けない……」

小鞠ちゃんの癒やしオーラは強力。蛍じゃなくてもほんわか笑顔になってしまいます。『のんのんびより』+『のんのんびよりリピート』で、緊張状態をリセットしましょう。

■『ふらいんぐうぃっち』

黒猫のチトと一緒に青森に引っ越してきた小幡真琴。真琴は一人前の魔女になる修行で、親戚の家で暮らしはじめます。


下校中に、道端に生えた「ふきのとう」を採って天ぷらにしたり、山奥に山菜採りに行ったり。青森の豊かな自然にどっぷり浸かれます。幽霊がウェイトレスをしている喫茶店に行くこともあるんです(7話、8話)。
魔女の喫茶店で手伝いをしている中学生の椎名 杏子(しいな あんず)は、母と同じく魔女です。杏子を店のマスターと勘違いした真琴。後からやってきた杏子の母を、若い姿に変身した杏子の魔法が解けたと勘違い。小声で、

「だ、大丈夫ですか? 魔法……解けてますよっ!」

「身長というか、年齢というか、さっきよりも高くなったかな~~って」

真琴の天然ボケもおかしくて心が癒やされます。喫茶店には常連のキツネがほおずきの実を食べにきて、みんなでモフモフします。


魔術とスローライフの融合。独特の空気感がある『ふらいんぐうぃっち』を見て、時間がゆっくり流れていく感覚に身を委ねましょう。

■『干物妹! うまるちゃん』

容姿端麗で文武両道。誰もが羨む優等生の土間うまるには、ある秘密があった…。家に帰ると2頭身キャラになり、夜更かし・偏食の不摂生かつグータラな生活を好む「干物妹(ひもうと)」にチェンジするのでした。そんなうまる師匠に、本場切絵ちゃんと同じように我々も弟子入りしましょう。


まず、玄関をくぐったら2等身になります。歩くカロリーを消費しないために、床を這いずり回ってパソコンの電源を入れてから着替えます。アニメと映画を見る時は、ポテイト(ポテトチップス)とタケノコの山脈(某「きのこ」「たけのこ」のチョコ菓子)を代わる代わる食べます(第1話)。「交互に味わうことで、飽きることなく無限に楽しめる組み合わせ」だそうです。のどが渇いてきたら、ここでコーラをラッパ飲み!

「うま~~~、ぬは~~~~っ」

「美味しいものを食べて、面白いものを見て、うへ~、幸せ~! うまるは今、生きている!」

休日はこうして過ごせば、疲れも一気に吹っ飛びます。

■『NEWGAME!』

無口だけどメッセンジャーでは快活なキャラに様変わりする滝本ひふみ。ボーイッシュで体を動かすのが大好きな篠田はじめ。時には厳しく叱るけど、面倒見が良くて優しい上司の八神コウ。そんな人間関係に恵まれた職場。大好きなゲームの続編を担当することになった涼風青葉の奮闘を描くお仕事アニメです。


青葉の初仕事はモブキャラクター(NPC)のデザイン。コウからリテイクを受けて、夜遅くまで残業して、遠山りんと一緒に帰宅することになりました(第3話)。NPC作りは楽しいけど大変だと語る青葉に、りんは意外な事実を打ち明けます。

「実はね、今朝の青葉ちゃんの提出してきたの。本当ならOKなの」

「青葉ちゃんには、通常のOKラインで満足してほしくなかったんじゃないかな。期待しているのよ、あれで」

「わたしが……期待されている」

厳しく当たってくる上司も、実は期待の裏返しだったりするんです。そう考えると、ちょっと気が楽になりませんか?

■『SHIROBAKO』

アニメ業界で働く5人の女の子たちが、それぞれの夢を叶えるために奮闘する群像劇。新人声優の坂木しずかは真面目に演技の勉強をしているものの、やる気が空回りしてしまってオーディションで失敗してしまいます(第4話)

「まあ現実はそう甘くないよね。家で何千回も練習したんだけどなあ。本番ではなかなかうまくいかないもんだね。あはは…」

主人公の宮森あおいが制作デスクを務める『第三飛行少女隊』のオーディション選考でも、しずかは惜しいところで役を貰えません。しかし、しずかの演技を木下監督が覚えていました。急遽キャサリンの妹役にキャスティングされたしずかに驚くあおい。


役を演じきったしずかが制作陣に一礼します。その先には、台本で顔を隠しながら、声を押し殺して泣き続けるあおいの姿。報われなかった親友の努力が実った瞬間を目の当たりにして、大粒の涙が止まらないんです。
安原絵麻は絵のスランプに悩む。藤堂美沙も3DCGの仕事で悩んで退職する。みんな悩んでいるし辛い時も多いけど、最後には笑顔になれる。頑張った人は実を結ぶ、前向きになれるアニメになってます。

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ゴールデンウィークに入ったら、まず『のんのんびより』『ふらいんぐうぃっち』『干物妹! うまるちゃん』で心と身体を弛緩させます。ゴールデンウィークも終わりが近づいてきた時に『NEWGAME!』『SHIROBAKO』を見て、仕事や勉強に対して積極的になれるアニメを見て、カツを入れます。ほら、5月病なんてあっと言う間に消散してしまいますよ。

[かーずSP( @karzusp )]


個人ニュースサイト・かーずSP管理人。得意ジャンルは萌え系であればアニメ、ライトノベル、ゲーム、漫画のいずれも嗜む雑食系オタク。【ほかの画像を見る】五月病をふっ飛ばす「心のカンフル剤」になるアニメ作品5選