ビットコインキャッシュ(BCH)が高騰。一時18万円台に

2017年11月22日~23日にかけて、ビットコインキャッシュ(BCH)が高騰しました。13万円台で推移していた価格は一時18万円台まで高騰。現在は16万円~17万円で推移しています。ビットコインキャッシュは11月から高騰が続いており、12日には一時的に30万円台を記録しました。その後は10万円台前半で推移していましたが、22日に再度高騰を始めました。

高騰の理由として挙げられているのが、11月25日に予定されているビットコインの難易度調整です。難易度調整とはマイニングに関することです。ビットコインのブロック生成は平均して10分に1回になるように調整されますが、その調整は2週間に1度行われます。過去2週間の平均が10分より短ければ難易度を上げ、長ければ難易度を下げます。

この難易度調整において、ビットコインの採掘難易度が上がると想定されており、マイナーがビットコインキャッシュに流れると考えられているわけです。

注意すべきはマイナーが相場を決めるわけではないことです。価格を決めるのは需要と供給であり、こうした出来事によって需要と供給がどう変化するのかを考えることが重要になります。上昇したから買う、下落したから売るでは、対応が後手後手になってしまいます。こうした情報を素早くキャッチし、需要と供給がどう動くのかを予測してみてはいかがでしょうか。

ビットコインキャッシュは国内取引所のほぼ全てで取引することが可能です。ただ、「販売所」のみで提供する取引所と「取引所取引」のみで提供する取引所に分かれているので、取引目的に応じて使い分けるのがいいでしょう。販売所は同一レートで約定するため数十万~数百万など大口取引に向いています。ただ、スプレッドが大きい傾向があるため、短期トレードで利益を出すのは難しいです。取引所取引は大口だと複数レートで約定してしまう可能性が高いですが、スプレッドは小さいため短期でも利益を出しやすいです。

販売所で提供しているのがcoincheckやGMOコイン、取引所取引で提供しているのがbitFlyerやZaifになります。bitFlyerは販売所で売買も可能です。