1: ノチラ ★ 2018/03/21(水) 15:40:15.15 _USER

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働くということをどういうスタイルで捉えるのか。古いスタイルを脱ぎ捨てて、新しいスタイルへと変化することが求められている。それは何も、いまは安定している会社を辞めよとか、フリーになって田舎で人生を謳歌しようとか、そういうことを提唱しようとしているのではない。そうではなく、働くということへの認識そのものを改めようということである。

私が提案したいのは、こういう新しい認識だ――人生を全体システムとして捉え、人生の可用性を高めよう。

人生のバックアップシステムとは

可用性というのは、英語のアベイラビリティ(いつでも得られるということ)の和訳で、主にコンピューター業界で使われている。コンピューターシステムは大規模になればなるほど、どこかが故障する可能性が高くなる。一か所の小さな故障だけで、全体が停止してしまうのは困る。そこで部分的に故障がおきても、バックアップがあったり、他の部分で代用できるような仕組みを組み込んでおく。そういうシステムを「可用性が高い」という。

可用性は信頼性とは違う。信頼性というのは、故障しにくいことだ。あるコンピューターの信頼性が高くても、ごく稀に故障は起きる。その時に使えなくなってしまうと、可用性は低い。逆にそのコンピューターの信頼性が低くても、他のコンピューターで代用できる仕組みが用意されていれば、全体としての可用性は高いと言える。

ここで注意しなければならないポイントは、「全体」と「部分」を混ぜて考えてしまわないことである。大事なのはシステムという「全体」であって、ひとつのハードウェアやひとつのソフトウェアなどの「部分」ではない。全体システムの可用性を高めるためには、時には「部分」をある程度犠牲にすることも必要になってくる。

インターネットは、可用性が高いシステムだ。もともとネットは軍事用に開発されたというのは有名だが、攻撃などで一部の通信が破壊されても、迂回して通信が維持されるような仕組みを考えた結果、網の目のように通信網を張り巡らすという構造になった。一本の太いロープを投げ縄のようにして野生の獣を獲ろうとすると、ロープが切れてしまった瞬間に獣は逃げる。しかし細いロープを編んだ大きな網なら、一部が少しぐらい断線しても獣を捕らえるのには問題ない。

人間社会での「可用性」とは

私たち人間の働き方も、コンピューターのシステムやインターネットの構造と同じだ。私たちは、信頼性の高い会社や、安定した職務こそが人生を安定させる道具になると考えてきた。ところが1990年代からの「失われた時代」が長く続いて明らかになってきたのは、どんなに信頼できると思われていた会社も、いざとなると案外に脆いということだった。

会社が潰れても、専門の業務があれば大丈夫ーーという考え方も台頭してきた。ところが長い不況とは別のところから、この考えに水を差す勢力が現れた。AI(人工知能)とロボットのテクノロジーである。銀行員の仕事がなくなる、不動産などの営業マンも危ない、公務員の仕事の大半はもうダメだ、それどころか弁護士やデータ科学者だって危ない、などとあれこれ言われるようになって、みんなが戦々恐々としている。

自己啓発もそういう影響を受けて「20年後に生き残る仕事」みたいな本が増えているが、そんなものを的確に予想できるんだったら誰も苦労しない。19世紀の終わりにガソリンで動く自動車が発明されたその時には、高速道路サービスエリアの運営などというビジネスを誰ひとり思いつかなかったように、AIが普及した20年後になんの仕事がなくなり、どんな仕事が現れているのかというのは、ほとんど予測できない。

会社や職務という太いロープも、突然切れてしまうことがあるのだ。そういう認識は持っておいたほうがいい。

だから私たちが考えるべきは、ロープという「部分」の信頼性ではなく、ロープと私たちを合わせた人生というシステム「全体」の可用性である。私たちはともすれば「会社の歯車」「仕事の牢獄」といった言い回しを使いたがるが、労働というものの本質に立ち返れば、私たちは決して会社や仕事という全体の一部分ではない。私たちの人生を一つの全体システムと考えれば、逆に会社や仕事が「部分」である。逆転の発想が必要だ。


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54842
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1521614415/


4: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:44:54.14

ベーシックインカム

5: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:45:09.45

自動化による無人化は進んでいるんだろうけど
AIが身近には全く感じられない

75: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 17:23:25.61

>>5
人は皆孤独な物
愛に恵まれないのはお前だけじゃない

8: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:51:35.60

仕事どころか命まで奪われることを心配すべき

10: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:53:10.55

日本年金機構なんてまず要らんわな。

11: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:53:43.11

クリフト 「・・・・・・・」

12: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:56:01.95

AIに奪われるよりもAIで増える仕事のほうが多いと思う。
産業革命やらコンピューターやらインターネットやらスマホが出てきても
仕事の種類はどんどん増えて忙しくなってるし

15: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:58:01.83

>>12
その殆どは誰にでもできないタレント性が必要な仕事だから困るんだよ

19: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:03:10.06

>>12
産業革命やなんかは大量生産を可能にする発展だったから仕事が増えたんだけど
AIは人減らしのための技術革新だからそうはならないよ

22: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:06:37.77

>>19

AIが沢山出来ると

各AIに仕事を教える必要が出てくるんだよ

例えば、ガン識別AIに、こいつはガン、こいつは正常って教えないといけない

そういう仕事がいっぱい生まれるぜ

こいつはひき殺すとマズイから絶対に避けること、とかな

26: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:09:50.90

>>22
教えたら失職だね
あとはそのAIを売ればいいだけだから

27: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:10:37.04

>>22
最初にごく少数の人間だけがそれを出来るので
それで仕事が増えるわけじゃ無い

29: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:13:52.59

>>22
まず、普通の人はAIに物事を教える方法がわからない(物事をAIが理解できるフォーマットに変換する必要がある)
そして普通の人でも教えられるレベルのAIまで発達したら、もう教えるまでもなくAI同士で学習していく

14: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 15:57:36.90

現代なのに結構いい記事書くな

17: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:02:36.22

あれだ。電源を抜いてAIの仕事を奪う作戦

25: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:09:34.89

なんかノストラダムスの大予言みたいだよな
不安だけ煽っておいて
結局なんでも無かったっていう

30: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:14:24.31

スマホの誕生でどれだけの会社が
業績を減らし又は倒産した事か。

32: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:15:34.93

その間、大量の失業者と低賃金労働、新しい技術習得の教育費用を誰が払うかで問題が起こっただろうが

かつての英国も繁栄の裏側で、自己責任の名の下に刑務所のような救貧院制度や、

そこでおかしくなった人を精神病棟に閉じ込めた

 ゆとり世代すら昔以上に家計から教育費用を捻出してるというのに、

将来対応できる予算を日本政府や企業が確保するとでも言うのか?

そんなことがあればグローバリズムやIT化に晒された就職氷河期なんて出てきてない

33: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:16:30.62

本当に考えるべきは…
何でいつまでも仕事してるの俺ら?

39: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:22:22.16

>>33
富める者から辞めなさい。

35: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:20:07.51

適材適所最適化
そういう仕事の割り振りもAIがするだろ
グローバルで経済を統治するから
歪が一気にくるかもな、言葉の壁が無いし
底辺人間は消費だけさせてくれるような旨みは
回ってこないと思うがな

36: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:21:13.95

で、どうしろと?

56: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:57:48.87

>>36
ソースに続きがあった。
要するに
・ 今自分がやってる仕事がなくなるかもしれないという危機感を持て
・ 1か所なくなってもいいように収入を複数か所から得よ
ということだった。

41: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:23:08.32

役所の手続きが電子化になれば、
公務員はインプット作業に専念できる

42: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:26:16.15

>>41
本来なら要らない
今ですら非正規雇用ばかりだから、公務員は要らない
それでも止めさせてしまうと失業者が溢れるので、
緊急雇用対策の期限付き公務員のように雇用を確保されるのではないか?

45: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:35:15.79

見下していた工場作業員は意外と安泰で
高給取りの頭脳労働者がリストラされるから恐ろしい

47: 名刺は切らしておりまして 2018/03/21(水) 16:39:53.07

>>45
意外と安泰というか機械化は進むから行員の人数自体は目減りするんだが・・・
真っ先に潰されるのは事務労働者だよ
考える仕事の類いはAIが進んでもそうそう効率改善は進まない
判断基準の材料としては使えても全てのAIに