metaタグ(メタタグ)とは、htmlページの<head>~</head>内に記述される、ページの各種付加情報を定義するタグです。
その用途は多彩で、文字コードの指定や、ページのキャッシュ無効化の指定、Javascript使用の宣言、ロボットに対しての命令など、さまざまな目的に使用されます。
ソース内では、<head>~</head>で囲まれる位置に<meta>タグが存在します。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/tr/xhtml1/dtd/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=euc-jp" />
<meta name="description" content="SEOTOOLSは、無料で使えるSEOツールを
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<meta name="keywords" content="SEO,SEO対策,SEOアクセス解析,アクセスアップ,
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<link href="css/base.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
<link href="css/archive.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
</head>
<body>
<div align="center">
<table width="870" border="0" cellpadding="0" cellspacing="0">
………
さて、metaタグの中で、SEOに有効とされるものが二つあります。“keyword”と“description”です。
<meta name="keyword" content="ここにキーワード1,キーワード2,キーワード3,……">
※<head>内の記述であるため、ブラウザで普通に閲覧することは出来ません。
<meta name="description" content="ここにサイトの紹介文……">
※Yahoo!、Googleの検索結果一覧画面にて表示されます。
上記metaタグ内に上位表示させたいキーワードを含めると、ロボットはそのページのテーマを表す情報として読み取ります。
ブラウザで普通に閲覧できない<head>~</head>内に、キーワードや紹介文を記述するという、裏技的感覚が受けたのか、SEO対策としては古くから認知されているようです。
実施率は極めて高く、調査した検索結果ページの内、実に7、8割がmeta内に検索キーワードを含めています(※下グラフ参照)。
上位ページから下位ページまで、実施率は高いのですが、<title>のように、上位表示に強い効果を持つような事は無く、むしろページ本文に存在する通常の文章と、大して重みは変わらないと認識しておいた方がよいでしょう。
ただ、キーワードの強調効果が期待できないにしても、metaタグはやはり便利です。デザインや文章表現の関係上、ページ本文に十分に重要なキーワードを含められなかった場合などは、代わりにmetaタグ内に含めておくことで、ページ全体における重要キーワードの相対的な割合を高められるからです。
metaタグは、「直接的にページの順位を押し上げるため」のテクニックというより、「検索エンジンにページのテーマをより的確に伝えるため」にある補助的な本文と考えましょう。ここで欲張ってコンテンツ内容と違うキーワードをたくさん埋め込んでしまうと、ページのテーマが曖昧になり、全てが台無しになってしまうため要注意です。