SEO対策をしていて最も歯痒いことと言えば、「正解がない」ということではないでしょうか。なぜなら、Googleは、公式の情報を公開しないですし、公開したとしても曖昧な情報が多いからです。
以前に比べると、公式での発表は多くなりましたが、それでも内容によっては推測の域を超えないような情報も多いです。
今回は、唯一と言っていいほど少ないGoogleが公式発表した資料や見解をまとめました。
http://www.google.com/intl/ja/insidesearch/
始めに基礎ということで、Googleの提供する検索エンジンについて説明する公式ページです。
どうやってクロールされ、インデックスされるのかといった仕組みがマット・カッツ氏の動画説明も交えて解説されています。
また、アルゴリズムやスパム対策についても紹介されております。スパム対策のページでは、スパムに該当する50例を掲載しているので、不安のある方は参考にするべきでしょう。
https://www.google.co.jp/intl/ja/about/company/philosophy/
Googleの理念ともいえる10箇条が掲載されています。全ての項目に登場する言葉が「ユーザー」です。Googleは、とことんユーザー視点にこだわり抜いていることが理解できます。この10箇条を見て、Googleは検索結果において何を重視しているかということについて把握しておきましょう。
https://support.google.com/webmasters/answer/6001102?hl=ja&ref_topic=4558721
ホームページ作成後、Googleの検索エンジンに登録するまでの流れと押さえておくべきポイントについてをカリキュラム方式で学ぶことができます。
全部で3章あり、章の終わりにはクイズもあるので、手軽に検索エンジンについて学べます。
特に、各カリキュラムには、さりげなくGoogleの見解ともとれる説明が記載されているので、理解されている人でも一度は閲覧することをおすすめします。
こちらの資料はドメイン名の決め方、ホームページ設計、コンテンツなどSEOに最適なポイントを網羅的に説明されています。
元々、Googleの社内資料として使っていたものを一般公開されたという経緯もあるので、ホームページ運営者なら社内共有用として保存しておくべきです。
・SEOの基礎
・サイト構造の改善
・コンテンツの最適化
・クローラーへの対処
・モバイルSEO
・プロモーションと分析
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2013/03/cheat-sheet-for-friends-and-family.html
簡易的なSEOで押さえておくべきポイントが説明された、チェックシートです。
前述の検索エンジン最適化スターターガイドと重複する項目もありますが、文中にある最適な更新頻度として、「ウェブサイトはお店の店頭のようなものです。そう考えると、6 か月も放っておくというのはあり得ないことです。 」と記載されています。
つまり、更新頻度の基準として6ヶ月以内の更新頻度が必要というように捉えられなくもありません。
資料は上記URLよりダウンロードできます。
https://support.google.com/webmasters/answer/35769
「デザインとコンテンツ」「技術」「品質」3つの観点からホームページ運営で、守るべき項目が記されています。ガイドライン違反をしてしまった場合、ペナルティ対象になってしまう可能性もあるので、必ず目をとおしておくべきです。
ただし、日本語訳が不十分な説明もあるため、以下の記事も参考にしてみましょう。
参考記事:Googleウェブマスター向けガイドライン全34項目補足情報まとめ
https://developers.google.com/webmasters/smartphone-sites/details
スマホ―トフォン対応のホームページを作成する際に検索エンジン上で注意しなければいけない項目が紹介されています。
こちらに記載されている内容は、スマートフォンの検索結果に関係する可能性もあるため、スマートフォン対応のホームページやレスポンシブ対応を行うのであれば目を通しておきましょう。
http://www.seohacks.net/blog/algorithm/tokkyo/
Googleの検索エンジンに関する特許(英語)について、日本語訳でまとめられた記事になります。
これまでGoogleが取得した特許を理解することで、Googleが目指していることを把握する材料になります。
これまで起こった大きな変革も特許の取得遍歴を見ていると納得がいきます。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2014/09/webmaster-guidelines-violations.html
ホームページ運営者(ウェブマスター)向けに検索エンジンについて情報を公開しているGoogleの公式ブログです。記事の中に、Googleがガイドライン違反だと指定する意図的な外部リンクサイトの特長を公開しています。
これまでにあった外部リンク操作の典型例が紹介されているので、該当しているかどうか参考にしましょう。
http://wakarukoto.com/?p=12517
こちらの記事はGoogle非公式の内容となっていますが、過去に海外の有名SEO情報サイトSearch Engine Journalに投稿されたGoogleアルゴリズム200項目の日本語訳された内容です。
200項目自体が特許を裏付けとした内容であるのと、執筆者のこれまでの検証結果も踏まえた内容であるため、信頼度の高い情報元となっています。
ご紹介した情報はホームページ運営のSEOに関わる方なら必ずチェックや保存をしておくべき内容ばかりです。特に、検索エンジン最適化スターターガイドに関しては社内の共有用としても活用できるのではないでしょうか。
是非、参考にしてみましょう。
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