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» 2015年05月08日 17時50分 UPDATE
[ITmedia]
博報堂は5月8日、「勉強したくなる机」というコンセプトの学習支援プロダクト「WRITE MORE」を、高知・佐川町、issue+designと共同開発したと発表した。筆記音を増幅し、聴覚を刺激することで作業効率や集中力を高める効果があるという。
スマートフォンをつなげたボードの上に紙を置いて書くと、内部のマイクが筆記音を拾い、アンプで増幅してスピーカーから出力する。利用にはiOSアプリが必要だ。ボタンをタップして音も変えることもできる。
ペン先と紙の摩擦で生じる筆記音を増幅することで、聴覚を刺激し、特に子どもたちが文字や絵を描く際の集中力や作業効率、楽しさを高める効果がある――という東京大学苗村研究室による研究成果を応用している。
揺れる風鈴を見て音を聞くと、温度が同じでも涼しく感じる――視覚や聴覚、触覚など五感が相互に作用して生まれる感覚、クロスモーダル(感覚間相互作用)を利用したプロダクトだ。
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