スマホで料理を美味しそうに撮影できる「スマート食器」、イスラエル企業が製作 | GGSOKU - ガジェット速報

The Vergeは8日(現地時間)、イスラエルの企業Carmel Wineryが、スマートフォンを使って ”料理を美味しそうに撮影する” というコンセプトの下に、斬新な「スマート食器」を創りだしたと報じています。

記事42.1

「The Limbo」

「The Limbo」と「The 360」と命名されたこの2つの食器は、Carmel社とイスラエルの地方都市テル・アビブに居を構えるレストランCatitとのコラボレーション企画「Foodgraphy」の中で生み出されたもの。このFoodgraphyとは、顧客に対して美味しい料理をふるまうだけではなく、提供された料理をいかに見栄え良く撮影できるかを楽しんでもらおうというコンセプトのサービスとのことです。

「The Limbo」を用いた実際の撮影時の様子

Foodgraphyの現場にはプロのカメラマンも同席し、参加者に対して撮影のアドバイスまでしてくれるという念の入れよう。ちなみに、Foodgraphyの参加料金は、1人あたり155ドル(約1万9千円)に設定されています。

以下は、実際にThe 360を用いて撮影された画像。

無題
©carmelwinery at instagram

一方のThe 360はその名が示す通り、”360度回転させられる構造” となっており、あらゆる角度から料理を撮影することを可能にしています。

円形テーブルがついた「The 360」

”店内で料理を撮影する” という、日本国内でも賛否両論の分かれている行為を追求したこの企画ですが、少なくとも筆者の眼には興味深いものに映りました。もしかすると、いずれ国内でも同様のサービスを提供する店が登場してくるかもしれません。

[Foodgraphy(翻訳) via The Verge]