9to5Macは8日(現地時間)、任天堂がiOSデバイス向けに提供を計画しているゲームアプリに関して、昨日開催された決算説明会において新たな情報が開示されたと伝えています。
既に今年3月には、iOSプラットフォームに対して、同社の保有するIP(知的財産)を活用したゲームアプリを提供する計画の存在が明らかにされていましたが、今回新たにその投入されるアプリの数や時期について言及されることとなりました。
明らかにされたところによると、次会計年度末(~2017年3月31日)までに5本程度のゲームアプリを投入する予定とのこと。非常に少ないようにも思えますが、これは「現存するタイトルを単純にモバイルデバイス向けに移植しても、快適なプレイはできない」ことや、「投入するゲームをすべてヒットさせる」という任天堂側の意志に基づいての決定とされています。
どうやら任天堂は、投入する本数を絞る代わりに1本あたりのクオリティの向上に注力する戦略を採択した模様。なおこのプロジェクトは、マリオカートシリーズの生みの親としても知られる紺野秀樹氏の主導の下に進められることになるそうです。
単なる過去作品のリメイクのみならず、iOSプラットフォーム専用の新作タイトルの登場にも期待できそうで、非常に楽しみな限り。なお、記念すべき ”1作品目” は年末までには投入される予定とのことです。
[任天堂 via 9to5Mac / Phone Arena]