さすがコーダー大国のPM!
リー・シェンロン首相がC++の数独解法プログラムを書いてネットに公開し、話題です。
そんなギークな趣味があることがわかったのは、先月、テック業界トップを前に語ったスピーチで。
一番最近書いたのは、数独解法プログラムです。何年か前にC++で書いたので、すっかり時代に取り残されてますが。子どもはふたりともMITを卒業してIT業界で働いてます。そのうちのひとりが本をパラパラめくって、「ほら、これ読めよ」って渡してくれたので、老後はあれを読もうと思ってます。
カミングアウトして吹っ切れたのか、首相はその後、コードをGoogle Driveに保存してリンクをFacebookでシェアしました。こんなコメントを添えて。
このプログラムはかなりベーシックです。DOS画面でコマンドプロンプトで実行するんです。データを1行1行入力してやると(例: 1-3-8—-6)、 解法プログラムが解き方(解き方が複数ある場合は解き方全部)を刷り出してくれます。プログラムが解法を探す上で辿ったステップの数、若干の検索データも。楽しんでもらえたらうれしいです。バグ見つけたら教えてね!
なんと初々しい。趣味をもつことはいいことだ。
ちなみに首相は、あの数学の天才を数多く輩出し、フィールズ賞受賞者が5人もいる名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで数学を学んだご経歴の持ち主。C++にハマる素地は充分過ぎるほどある人なのでありました。
そんなわけでみなさまもどうぞ、コーダー王国シンガポール首相のコードで遊んでくださいませ。結構面白いよ~。
source: Ars Technica
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(satomi)