ますます難しくなる使い分け。
グーグルは同社のSNSサービスGoogle+に新機能「コレクション」を新たに実装しました。ただこれ、どうもPinterestによく似てるんです。
まず、投稿を種類ごとにジャンルわけして「コレクション」を作成し、ユーザーではなくコレクション単位でフォローできるようになりました。ちょうどPinterestでユーザーごとにフォローするのではなく、ボードごとにフォローするのと同じ感覚ですかね。
ただ、Pinterestでは基本ビジュアル中心のサービスとして設計・提供されているのに対し、Google+ではユーザーによって文章や画像、画像と説明など多様な使い方をされています。その意味ではPinterestと似てるけれど、違うサービスとして棲み分けできそうです。
例えば、Google+でフォローしている人の、この系統の話題は好きだけど、この話題あんまりという場合には、コレクション単位でフォローできるのはかなりいい仕組みではないでしょうか。
また、様々な人がGoogle+にあげた情報を自分のコレクション上に集めてくることも可能です。まさにPinterestでいうリピン機能で、ユーザーはピナーならぬコレクターといったところでしょうか。
正直TwitterやFacebook、PinterestなどのSNSに比べ立ち位置が難しいGoogle+ですが、このコレクション機能で情報版Pinterestみたいな立ち位置を狙うのでしょうか。どちらにしろGoogle+ユーザーの増加につながればいいですね。
source: The Verge
(小山和之)