今秋にはアップデートもスタートする模様……。
いまだ最新の「Android 5.0」へのアップデートすら、そんなに進んでいる状況ではないなかで、早くも次なる新バージョンの情報公開ですよ。
このほどグーグルは、今月28日、29日に開催が迫る「Google I/O 2015」カンファレンスでのプログラム内容などを発表。サンフランシスコのMosconeコンベンションセンターにて、数々のセッションやワークショップが開かれていく予定です。そして、そのなかの「Android for Work Update」と題するセッションに、「Android M」なる次期OSに関する表記が初めて登場したとのことですよ!
どうやらAndroid Mへの言及はフライングだったのか、すでにグーグルは、同セッションのプログラム紹介を削除しているみたいです。とはいえ、今月末のGoogle I/O 2015において、Android MことAndroid 6.0の初披露が行なわれるのは、ほぼ確実になったとみられていますね。
ちなみにAndroid 6.0からは、初めて64ビットのアーキテクチャがモバイルOSで標準サポートされる流れになるかどうかに注目が集まっているようですよ。あとはセキュリティ分野の大幅な機能強化などにも期待が高まっているみたいですね。そして、気になるAndroid 6.0の正式リリース時期は、今年10月か11月に発売される「Nexus」次期モデルとのセット公開が有力視されているそうです。
なお、これまでグーグルは、アルファベット順にリリースされてきたAndroid OSに対して、各種スイーツの愛称をつけることが恒例になっていました。Android Lには「Lollipop」が、Android Kには「KitKat」がコードネームに選ばれていましたよね。ということは、Android Mは「Muffin」のマフィンで決まりかな? いやいや、今回はMarshmallow(マシュマロ)からMilkshake(ミルクシェイク)にMacaroon(マカロン)まで、なんでもアリな下馬評で盛り上がってもいるんだとか。
Android 6.0も楽しみですけど、ほかにもGoogle I/O 2015では、このところApple Watchに押されている「Android Wear」のスマートウォッチ向けプラットフォームをめぐる大刷新なども噂されています。どこまでAndroid Wearが革新的なアップデートで巻き返しを図れるか? いろいろと目が離せないカンファレンスになりそうです。
source: International Business Times
(湯木進悟)