人類の長い歴史でずっと使われ続けているこの形。強そう。そして、痛そう。
ここのところ、子供から大人まで、そしてドローンまで侵入(墜落)が相次ぐホワイトハウス。困ったシークレットサービスと国立公園局が、ホワイトハウスを取り囲むフェンスをちょっと改良しようとしています。その改良計画がなんとも古い時代を思わせるデザインで、話題をよんでいます。
構造はとってもシンプル。何百もの先のとがった棒を今ある葉っぱ型のフェンスの間に追加して、侵入しづらくするというもの。
上の写真の通り、公園局の計画はいい意味で中世っぽい感じです。今のフェンスを活用して、新しい囲いは作らないというのも好感が持てます。公園局が「鉛筆の先端」と名づけたいかにも痛そうなとがった棒の長さは約18センチ以上。今ある葉っぱ型の先端よりも外側に傾斜しているので、乗り越えようとした人の身体や服にひっかかり、侵入を阻止するでしょう。これはローマ時代から使われているテクノロジーの現代版と言えるんじゃないでしょうか。こんな感じの…。
この形が侵入者を防ぐことは間違いなし。歴史が証明してますから。このフェンスで防げない穴を掘って侵入しようとする人や、上空からのクアドロコプター、サイバーアタックについては…とりあえず次の課題ということで。
image by 国立公園局, Shutterstock
source: Wired, Politico
Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文]
(conejo)