Eyeo GmbHは20日(現地時間)、広告フィルタリング機能に特化したWebブラウザ「Adblock Browser」のベータ版の提供を開始したことを正式に発表しました。
このAdblock Browserは、Mozillaによって提供されるオープンソースなWebブラウザ「Firefox for Android」をベースに開発されました。
また、既にモバイル向けFirefoxブラウザには「Adblock Plus」のエクステンションが提供されていますが、非常に限定的な性能しか発揮されていないとのこと。その一方で、今回新たに開発されたWebブラウザは、より高度で強力な広告フィルタリング機能の実装に成功していることが強調されました。
なお、このブラウザをダウンロードするには、Google+上に開設されているコミュニティに参加することでAPKファイルをダウンロードすることが可能になります。
既に数日前には近日中に発表される可能性が高いことが指摘されていましたが(過去記事)、今回早くも正式発表を迎えることとなりました。とはいえ、そこは「ベータ版」。動作の安定性やパフォーマンスにはまだ多くの改善の余地が残されている模様。
しかしThe Vergeによると、少なくともフィルタリング性能に関しては非常に優れているとのこと。今後のアップデートに期待です。
[Adblock Plus[1]、[2] via The Verge / Google+]