TechCrunchは22日(現地時間)、スマートウォッチで ”片手ジェスチャー操作” が可能になる外部装着式の小型モジュール「Aria」が、近日中にもKickstarterでキャンペーンを開始すると伝えています。
まずは、こちらの短いデモ映像をご覧下さい。Ariaを既存のスマートウォッチに装着することで、ユーザーは装着した腕の指先を軽く動かすだけでスマートウォッチの操作を行うことが可能になります。
開発元のDeus Ex Technologyによると、Ariaはスマートウォッチのバンド部に装着するタイプの小型モジュールとなっており、搭載されたセンサーが指先の動きを検知して、その動きをスマートウォッチ側の動作に反映させる仕組みとのことです。現時点では「Pebble Time」とほぼすべての「Android Wearデバイス」に対応している模様。
バンド部に装着するタイプのモーション感知センサー内蔵型モジュール「Aria」
またAriaは近日中にもKickstarter上でのキャンペーン開始が予定されており、「69ドル」(約8,000円)のPebble Time専用モデルと「169ドル」(約2万円)のAndroid Wearデバイス向けモデルの2種類が用意されます。
ちなみに、前者はPebble Timeに ”直接” 接続する形で利用するため内蔵バッテリーは非搭載となる一方で、後者は独立したバッテリーが搭載されているほか、専用のSDK(ソフトウェア開発キット)も付属。このSDKを用いることで、Ariaとアプリの連係動作を可能になるとのことです。
なお、現時点でこのSDKはiOSをサポートしていませんが、将来的には対応を果たす見込みとされており、そう遠くない将来、「Apple Watch」でも指先ジェスチャー操作を満喫できることになるかもしれません。
[TechCrunch via Neowin]