【解説付き】マッキンゼーやボストンコンサルティングなど、有名外資戦略コンサルが作成した資料まとめ | クラウド資料・コンテンツ作成代行サービス-SKET-スケット

事前登録
今回は、マッキンゼーやボストン・コンサルティングといった、有名外資戦略コンサルティングが作成した資料を解説していきます!

外資戦略コンサルティングといえば、【ナゾの組織?】最強組織マッキンゼーの正体〜6800万円のプレゼンをする会社〜にまとめられるように、企業の相談役として、論理的かつ明快なプレゼン資料を作成しています。

そんな資料作成のプロフェッショナルは、一体どのようなプレゼン資料を作成しているのでしょうか!?

マッキンゼー・アンド・カンパニー

■資料サンプル

■資料の内容
企業はビッグデータを最大限活用するべきである。モバイルの普及やデジタル化される情報量の爆発的増加、技術革新による新たなビッグデータの解析方法などが起きるだろうことを根拠とする。また、実際にオバマの選挙キャンペーンやkaggleといった実例を出して、ビッグデータの活用事例を示している。

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「青」を基調
・濃淡を使い分け比較を表現
・1ページ目に資料内で使われる強調色を縦のラインで明示

McKinsey: Understanding shifts in consumer behavior from McKinsey on Marketing & Sales

ボストン・コンサルティンググループ

■資料サンプル

■資料の内容


住みやすい国について。現地の言葉も用いながら、11カ国、28000人に聞いたデータを基に作成。項目ごとに統計を取り、人気の国の要因を詳らかに調査。

スクリーンショット 2014-07-17 12.09.33 PM

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「緑」を基調
・グラフや表を中心にとても整理された印象

Boston Consulting Group Best country analysis us overview fromFred Zimny’s Serve4impact

ローランド・ベルガー

■資料サンプル

■資料の内容
商品開発において成功するためには。製造業の410ものプロジェクトを分析し、調査。15もの商品管理方法、11ものマーケティング方法を的確なタイミングに組み合わせて使うことが商品開発の成功する要因であることを示す。

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「青」を基調
・グラデーションを用いることで、洗練されたデザインに見せる

Roland berger best_practices_in_new_product_development_20130419 fromAlberto García Romera

アーサー・D・リトル

■資料サンプル

■資料の内容
2012年度における通信業界のトレンド調査。ボーダフォンやT-モバイルのCEOの話を例にとり、業界の課題、そして解決方法を示す。

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「青」を基調
・2カラムで、表、グラフを四角で囲み並列させることで並列関係を明確に

Taga arthur d little fromsouthmos

A.T.カーニー

■資料サンプル

■資料の内容
保険業界のIT化について。業界の課題について説き、5つのステップでその課題をどう克服するかを図で明示。

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「赤」「シルバー」を基調
・スライドごとのメッセージを下部に書くことで、タイトルから自然な視線の流れができる

A.T. Kearney: Positioning for the Telematics Tipping Point frombengillTU

ベイン・アンド・カンパニー

■資料サンプル

■資料の内容
ITravelCOの事業戦略について。業界動向も踏まえ、現状抱える4つの課題を明示し、それらに対する解決策をそれぞれ提案。

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「赤」を基調
・プレゼンの流れで、同じグラフを用いることでスライドごとの関連性を明確にしている

Bain and Co & IE Business school Change Challenge fromNikita Rogozin

カート・サーモン

■資料サンプル

■資料のデザイン
・写真、図を多用することで見ていて飽きない
・文字が少ない

Kurt salmon-la27eregion121213 from27eregion

PwC

■資料サンプル

■資料の内容
マネジメントコンサルティングのこれからについて。pwcの実例を基に、booz&co.とのシナジーについて示す。

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「オレンジ」を基調
・企業紹介に実際に働いている人の画像を挟むことで、信頼性の向上

PwC Future of Management Consulting 2014 fromMarc Morelli

モニターグループ

■資料サンプル

■資料の内容
韓国のお酒「ベクセジュ」の海外戦略について。ゴール、目的、それを実行するための手段をはじめに明示。1,外部環境の変化 2,「ベクセジュ」の現状 3,ブランド戦略 4,コミュニケーション戦略 5,効果的な実験の順に説明

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「オレンジ」を基調
・会話のやり取りを資料内に取り組むことで、聞き手の注目を惹く

James Lee Case Competition Presentation Slides Monitor Group 05.05.09 fromJames Lee

ブーズ・アンド・カンパニー

■資料サンプル

■資料の内容
業界の課題、消費者の趣向の変化などについて定義し、IT業界がどのように消費者を囲い込んでいるかを例にし、小売業界はどのようにイノベーションを起こすべきか提案。

■資料のデザイン
・コーポレートカラーである「黒」を基調
・プレゼンの流れで、同じグラフを用いることでスライドごとの関連性を明確にしている

eRetail Europe – Benedikt Schmaus – Booz and company fromEmerce

終わりに

いかがでしたでしょうか?
資料内容の印象としては、多くの表やグラフを基にした説得性のあるロジカルな資料ばかりであり、資料を見せる「順番」というのも、相手を説得させる際に大事な要因の1つであることがわかりました。
一方、デザインは、どの企業もコーポレートカラーを基調色としており、その色に濃淡をつける形でアクセントを付けていた印象が残りました。
みなさんも資料作成の際に外資コンサルタントがつくる上記のような記事を参考に、作成してみてはいかがでしょうか?

エンジニア募集中!


事前登録