これ、純正オプションにはならないかな?
携帯電話やスマートフォンの普及で、腕に時計をはめなくなった人は少なくないはず。でも、Apple Watchなどのスマートウォッチによって、再び腕時計から離れられないライフスタイルへと逆戻りせざるを得ないのでしょうか……。
そんなジレンマを打破する画期的なDIYが、有名デザイナーのTom Ford氏の手で実現しましたよ。グッチやイヴ・サンローランのクリエイティブデザイナーとして活躍し、いまや自身の冠ブランドも好調なTom Ford。もしやApple Watchのスペシャルデザインが、Tom Fordブランドから飛び出してきたりもするのでしょうか!
先週よりTom Ford氏が公の場で身につけているなどとリークされ、話題になったのは、みごとにスチームパンク懐中時計へと生まれ変わったApple Watch。各種リストバンドに取り替えて自分らしさを演出できるApple Watchではありますが、基本的に腕にはめて使うスタイルしかサポートされていませんよね。ところが、きれいに腕時計パーツを取り去り、上部には本体デザインとマッチするメタルホールをDIY装着。アンティークなチェーンをつけて懐中時計スタイルで使えるようになりましたよ。
アップルとしては、さまざまなセンサーによるユーザーのヘルストラッキング機能が使えないので、きっと公式にサポートすることはできないでしょう。ただ、Apple Payを使うときなど、腕を伸ばす代わりに、ポケットからスマートにチェーンを引き出してくるだけで決済完了となるのはよいかも~。
なお、Tom FordからDIYの詳細をめぐる情報は一切リリースされていないものの、これからスチームパンク懐中時計にApple Watchを生まれ変わらせるプロジェクトについて、さらなる発表があるのではないかとの期待も高まっているようです。レトロな文字盤のウォッチフェイスまで用意して、渋いスーツといっしょに着こなしてみたいものですよね。
source: The Independent
Alissa Walker - Gizmodo US[原文]
(湯木進悟)