WinBetaは21日(現地時間)、「Windows 10」への無償アップデートの対象に「Windows XP」および「Windows Vista」が含まれないことが、公式ブログを通じて改めて明らかにされたことを伝えています。
「Windows 7」および「Windows 8.1」以外のOSを利用するユーザーであっても、「Windows Insider Program」への参加などいくつかの「条件」を満たすことでWindows 10への無償アップデートが可能になるとした内容が、昨日、米マイクロソフトの公式ブログ上に公開されたばかりでした(過去記事)。
しかし今回、その記事が密かに更新されいくつかの文言が修正されたほか、”正規品” のWindows 7および8.1を利用しているユーザーのみが無償アップデートの対象となることが、改めて明記されることとなりました。
@ZacB_ @joebelfiore Yes, as long as running a prerelease build connected with registered MSA: http://t.co/vlaGyfwzbr
— Gabriel Aul (@GabeAul) 2015, 6月 21
Windows 10 Insider Programのトップを務めるガブリエル・アウル氏がTwitter上で明言
なお、今回の修正に合わせて、既にWindows 7あるいは8.1をクリーンインストールした上で「Windows 10 Insider Preview」版を利用しているユーザーについては、Windows Insider Programに参加する際に登録した「Microsoft アカウント」とともに利用し続けることで製品版のWindows 10へとアップデート可能になることも明言されています。
Windows XP/Vistaユーザーにとっては非常に残念な報せとなってしまいましたが、さすがにそうそう ”旨い話” というものはないようです。
[Blogging Windows via WinBeta]