ソニーは22日(現地時間)、計17モデルに上る「Xperia」シリーズの端末に対して、新たに「Android M」の開発者プレビュー版の提供を開始したことを発表しました。
先月末頃に発表され、開発者向けプレビュー版の提供がスタートしたばかりの「Android M」ですが、これまでに提供の対象とされていたのはわずか4機種のNexusデバイスのみとされていました(過去記事)。
しかし今回、ソニーは計17機種のXperiaに対してAndroid Mの開発者プレビュー版の提供を開始。以下のリストに掲載されている機種を利用するユーザーは、公式Webページ上で配布されているバイナリ群をインストールすることで、このプレビュー版を利用することが可能になります。
- Xperia Z3
- Xperia Z3 Compact
- Xperia Z3 Tablet Compact
- Xperia Z2
- Xperia Z2 Tablet
- Xperia Z1
- Xperia Z1 Compact
- Xperia Z Ultra
- Xperia Z
- Xperia ZL
- Xperia Tablet Z
- Xperia E3
- Xperia M2
- Xperia T2 Ultra
- Xperia T3
- Xperia L
- Xperia S
意外にも、「Xperia Z4」および「Xperia Z3+」は対象外となる模様です。なお、この開発者プレビュー版を利用するには端末のブートローダーが解除されている必要があるほか、あくまでもプレビュー版であるためモデムやカメラ関連の機能は有効化されておらず、日常的に利用する端末へのインストールは推奨されていません。
ここ最近のソニーの開発フォロー体制には素直に関心させられます。それを踏まえると、今年の秋頃にAndroid Mの正式版がリリースされた際の対応にも期待して良さそうです。
[Sony via Phone Arena]