2001年2月より稼働が始まったゲーム「太鼓の達人」が2016年で15周年を迎える。6月25日には、それを記念した3つの“お祭り企画”の発表がバンダイナムコエンターテインメント本社で行われた。
最初に発表されたのは、スタジオジブリとのコラボレーション企画。これはスタジオジブリの代表取締役:鈴木敏夫がプロデュースした約30秒のショートアニメで、「太鼓の達人」公式サイトで公開されるほか、7月9日(木)リリースのゲーム「太鼓の達人 V バージョン」に収録。さらにはTVCMでの放映、グッズ展開などが予定されている。
ジブリがゲームとコラボすることはあまりないそうだが、登壇した鈴木によれば彼とバンダイナムコホールディングスの執行役員:鵜之澤伸とは35年続く“腐れ縁”があり、以前リリースされた「太鼓の達人」に『となりのトトロ』の楽曲も提供しているという。また、今回のコラボについて鈴木は「(ジブリ内で)土地と家を買ったのでお金が欲しい奴がいまして、稼げる仕事がしたいということでやらしてもらいました」と意外な理由を明かしつつも、奔放な語り口で鵜之澤との思い出話を繰り広げた。
2つめのお祭り要素として、EXILEのMAKIDAIと関口メンディーとのアーティストタイアップも明らかに。この日は2人からのビデオメッセージも放映され、メンディーは「(「太鼓の達人」マスコット:和田どんの)ゲーム中の“曲を選ぶドン”といった“ドン”という語尾が好きです」と思い入れを語りつつ、15周年をお祝いしていた。
また、会場にはMAKIDAIとメンディーのサインが入った太鼓&バチも展示。時期や場所は未定ながら、今後一般ユーザーが目にする機会もあるとのこと。
3つめのお祭り企画としては初の世界大会の開催がアナウンス。『ドンだー!世界一決定戦 2016』は2016年春に予選がスタート。同年夏に世界ナンバー1を決める決勝大会が行われ、日本をはじめアジア各国のプレイヤーたちが競い合う。
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