●コアユーザー向けのディープな作品
スクウェア・エニックスより2015年サービス開始予定の完全新作のPC用オンラインゲーム『フィギュアヘッズ』。本作のメディア体験会に参加してわかったルールや感触をリポートする。ベータテスターに応募している人や、本作が気になっている人が雰囲気をつかむのに役立てていただければ幸いだ。
【画像22点】「新作PCオンラインゲーム『フィギュアヘッズ』体験会プレイリポート TPSとストラテジーを両立させた新たなジャンルを体験」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)
■『フィギュアヘッズ』ゲーム概要
■ゲームの基本的な流れ
試合では、なるべく僚機を先導させて自機は後ろで安全を確認してから移動することが基本と言える。僚機は壊されても自機のすぐ近くでリスポーン(再出撃)するが、自機は壊されてしまうと自軍のアウトポスト付近か、機体修理ができる“リペアポイント”からのリスポーンとなってしまうので、攻め込む速度が遅くなってしまう。なるべく自機は壊されないようにすることが大事だ。
また、“2FOOT”背面部にある赤い部分の“2FOOTコア”を狙って射撃することで、大ダメージを与えることができる。接近戦になっても相手の背中のコアを攻撃することで、いわゆる“バックスタブ”攻撃ができ、一撃で撃破することが可能だ。
さらに試合中は、マップを開いて僚機に指示を出すこともできる。実際プレイしてみると、敵と遭遇して戦闘がはじまってしまうと、自機を操作しながら僚機に指示を出すことが困難な場面も多々あった。その場合は安全なところに身を隠しつつ、マップで敵の動きを確認して“戦略”を練り僚機へ指示を出すのがよいと思われる。いわゆるストラテジーの要素があるのも特筆しておくべき点だ。
何度か試合を重ねて分かったのが、のエイミングなどのプレイヤースキルよりも、戦術や立ち回りが重要だということ。自機で敵を撃破しなくても、僚機に指示を出して施設を制圧したり、味方を支援したりすることで試合に貢献する、例えると軍の“司令官”のような頭脳を使ったプレイスタイルでも楽しめるのだ。
このように『フィギュアヘッズ』は、シューター的楽しさと、骨太なストラテジー要素がしっかり存在している。プレイヤーの状況判断と選択によって戦況が大きく変わっていくゲームだ。すこし変わったジャンルとなり最初はとっつきにくい人もいると思うが、
■無人ロボット“2Foot”のカスタマイズ
・重量級:ガドリングガン、ランチャーが使える“ヘヴィアサルト”、キャノン砲が使える“ストライカー”
近接武器はブレード、ナイフからナックルがあり、好きなものを選べる。なお、2FOOTには重量制限があり、重量をオーバーしてしまうと移動スピードが落ちてしまうので注意しよう。
■サポートキャラクターとなる“フィギュアヘッズ”
●担当記者プレイフィールまとめ
普段FPSやTPSをプレイしているせいか、最初はやや硬さと重さを感じてしまったが、慣れると重量感のある銃撃やアクションが気持ちよく感じるようになった。エイミング能力など手の器用さだけでは勝てないストラテジー要素も重要となる本作では、相手の裏を取るなどの頭脳戦が楽しめるのでシューターが苦手な人にもぜひオススメしたいゲームである。キル数以外にも試合に貢献できる要素があるのもよい点だ。
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