大気汚染を通じて外の空気がどれだけ汚れているか度々耳にしますが、家や職場の中の汚染については知られていません。先日フランスの環境省の発表した「室内の空気の方が屋外より汚染物質が多い」ということご存知でしたか?
今日は室内の大気汚染についてお話します。
室内の汚染物質、その種類はなんと千以上。実は外の5から10倍も汚染された空気に囲まれて生活しているのです。それらは外の空気に加えて冷暖房器具や家具から、もしくは服に付着してもたらされます。さらに掃除や日曜大工などでも発生するのです。
もちろんタバコの煙は屋内排気ガスです。これらがアレルギーや呼吸器官に影響を与え、身体によくないということは想像に難くないことですね。
でも、ご安心を!ちゃんと対策があります。まずは毎日10分以上の換気をして、汚れた空気を入れ替えましょう。大通りに面していたり、窓の向こうの空気が良くないという方は、交通量の少ない時間帯(朝や夜)に行うことをオススメします。
同じ理由から、換気口やファンもうまく活用していきましょう。
また臭いとり等の目的で、化学薬品の消臭剤や芳香剤を使うのは避けるようにし、お部屋の空気を「自然な」状態に保つようにしましょう。最後に冷暖房器具の手入れです。エアコンのフィルターなどの掃除すれば、空気清浄だけでなく、電気代にも効果ありです。
自宅ははもちろん、オフィスや学校でも以上のことを気をつけていきたいところですね。
http://www.liberation.fr/terre/2015/06/02/a-l-interieur-les-mille-et-une-nuisances_1321729