15年間勤めた任天堂を退職した――というブログエントリが話題になっています。真偽については不明ですが、内容はいわゆる「内部告発」と言っていいもので、公開直後から「これはすごい」「消されるのでは」など注目を集めました。
問題の投稿は、ブログ「破竹の勢い」の6月25日のエントリ。「任天堂を退職しました」というタイトルで、中には同社の組織体質や、上司である「部長」への批判、聴覚障害者に対するハラスメントまがいの人事など、投稿者が任天堂を辞めようと決意するに至った、さまざまな原因が書かれていました。中には「聴覚障害者である同僚が自殺をはかった際、発覚を恐れて救急車を呼ばなかった」といったものもあり、もしも事実であれば任天堂も何らかの責任に問われる可能性があります。
ただ、いずれも裏付けとなる証拠はなく、ネットでは現状「本物」か「釣り」かで意見が割れている状態。任天堂広報に問い合わせたところ、「ブログについては把握していますが、内容の真偽などについてはコメントいたしかねます。今後内容について社内でも確認はしますが、調査結果などについて公表するかどうかは分かりません」とのことでした。
投稿者はその後、新たなエントリを投稿し、読者から寄せられた質問に回答。内容が真実かどうかについては、「皆さんのご想像にお任せします」とコメントしています。