「恋愛が面倒」に同意の声相次ぐ | ニコニコニュース

「欲しくない」と「できない」を混同していなければよいが…
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内閣府が20~30代の男女が行った「結婚・家族形成に関する意識調査」で、恋人のいない人のうちおよそ4割が「恋人は欲しくない」と回答し、最も多い理由が「恋愛が面倒」だったことが判明。これを巡って、ネットで議論となっている。

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この調査は、内閣府が昨年12月から今年1月にかけ、20~39歳の男女7000人を対象に行ったもので、2643人から回答が寄せられた。このうち、未婚で恋人がいない761人に「恋人が欲しいですか」と質問。すると37.6%が「恋人は欲しくない」と答え、その理由(複数回答)は「恋愛が面倒」が46.2%で一番多く、2位は「自分の趣味に力を入れたい」(45.1%)だった。

平均初婚年齢の上昇や未婚率の増加など、“若者の恋愛離れ”を裏付けるような調査結果が報じられることは少なくない。しかし「恋人は欲しくない」「恋愛が面倒」という回答が一定の割合を占めたことは、多くのネットユーザーにとって驚きだったようで、ツイッターではホットな話題となっている。ツイートを見ると、

「恋愛が面倒とかしけた世の中だなおい」


「負け犬の遠吠えにしか聞こえないwwwww」
「恋愛が面倒臭いかぁ~ 確かに面倒臭いけど それが楽しいのにな」
「面倒だなんだって言ってるうちにすぐにアラサーになっちまうぞ!時間は戻らない!いいか?時間は戻らないんだ!」
「恋愛が面倒だって? 恋愛したことないのに?」

など、恋人や恋愛を遠ざける傾向をとがめる声もあるものの、

「時間と金がかかるからな。満足得るにはコスパ悪いよ」


「高度成長期ならともかく、現代の日本で恋愛や結婚をするメリットは無いだろ」
「常に恋人欲しいって思ってる方が 気持ち悪い」
「恋愛が面倒、わからんでもねえぞそれは笑」
「仕事を探すだけでも大変な世の中なんだから、こういうのは当たり前の結果だろ」

など、調査結果に共感する人の声も続々登場。調査結果を裏付けるがごとく、恋愛肯定派と否定派の数は拮抗している。国は、「少子化問題は、社会経済の根幹を揺るがしかねない」として、少子化対策に躍起になっているが、こうした声を聞く限り、相当真剣に少子化対策を進めなければ、早晩その懸念が現実のものになるかもしれない。

※当記事は2015年06月24日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。