「Apple Music」の何がすごいの?と思ったあなたに贈るギズモード流まとめ

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iTunes以来のデジタル音楽革命を起こせるか?

WWDCで発表された「One more thing」。それがアップルの定額制音楽サービス「Apple Music」でした。革新的な音楽ストリーミングサービス、24時間キュレーターが運営するラジオ「Beats 1」、アーティストとファンを繋ぐ「Connect」。この3つが重なり合って、音楽を聴く可能性を拡げてくれるサービスがいよいよ6月30日に日本を含む世界100カ国以上で開始が予定されています。

このApple Music、アップルが本気を出した音楽サービスで、なにより元になったBeatsには30億ドルも支払っているほどの意気込み。開始から最初の3カ月は無料とあって、多くの音楽好きの注目を世界中で集めるだろうと期待が膨らみます。アップルがようやく定額制の音楽ストリーミングの領域に進出してきたことで、iTunes以来再び音楽産業に革命がおきるのか? 音楽の未来を左右するステージの幕が30日に開きます。Apple Musicにはどんな特徴があるのか、ギズモードの記事をまとめてみたので、サービス開始までの予習にどうぞ。

レビュー


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米GizmodoがWWDCの会場で体験した「Apple Music」の感想は、「その全てを試してみたいと思わせてくれるもの」とまずは好印象を受けています。

特徴は?


Apple Musicでは有名アーティストの新曲がどこよりも先に配信される模様。ファレル以外にも、Apple Watchを着けているあの人あの人などが参加しそうですね。

海外のサービスとの違いは?


似た機能が多い音楽ストリーミングで、Apple MusicはBeats 1やConnectなど独自路線をすでに走り始めています。今後どこまで走り続けるか、それとも他の会社に歩み寄るかは、始まってみないとわかりませんが、アップルのサービスだけに期待も大きいのは確かです。

価格は?


日本のサービスはいくらになるんでしょうねぇ...。こればかりは当日発表かな?

iTunesはどうなるの?


iTunesにすでに保存している音楽がどうなるか、気になる方はこちらの記事をどうぞ。

テイラー・スウィフトの抗議


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iTunesこれまで音楽業界最強の座をほしいままにしてきたアップルに注文を付けたのが、ポップ界の女王テイラー・スウィフト。無料試用期間中のアーティストへの支払いを考えなおしたアップル。ストリーミングサービスでこれまで拒否してきたアルバム「1989」の配信をApple Musicでは同意したテイラー。業界全体にとってもめでたしめでたし...で終わればよかったものの、この一連の騒動はPR目的の芝居じゃないかと騒ぐ人も出るなど、サービスが始まる前から盛り上がっていますね。

プロモ動画を見てみましょう



FKA Twigsがフィーチャーされているこの動画を見た時は、音楽ファンとしてワクワクするものを感じましたね。


Apple Musicは世界100カ国以上で6月30日に開始予定です。


source: アップル

(Yohei Kogami)