FC東京は27日、元チュニジア代表FWラサッドとの契約を双方合意のもと解除したことを発表した。同選手は29日に帰国する予定。
退団に際しラサッドは、クラブを通じて以下のようにコメントしている。
「短い時間でしたがFC東京の信愛なるファミリーに入れていただき、ありがとうございました。残念ですが、出会いも別れもサッカーにはつきものです。良いシーズンとなるよう願っています。ファン・サポーターのみなさん、応援して頂きありがとうございました。これからもFC東京をよろしくお願いします」
現在29歳のラサッドは、フランスとチュニジアの両国籍を持ち、これまでスペインのデポルティーボやスコットランドのセルティック、ポルトガルのFCアロウカなどでプレーした経験を持つ。4月には来日しており、テスト生としてFC東京の練習に参加。5月8日に加入が発表されたばかりだった。在籍期間はわずか51日となる。
同選手は2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージで2試合に出場、ヤマザキナビスコで2試合に出場し、いずれも無得点だった。