Xperia Z3 Compact(SO-02G)にXperia A4(SO-04G)のftfを焼いてみました。
焼いて起動出来るのか?
結論から言うと可能です。コードネームこそ変わっていますが、プラットフォームはZ3Cと同じShinanoR2のままです。
去年のXperia Z1fとA2のような関係です。
ただし、ftfを焼いた履歴はTA Partitionに記録され改竄することは出来ないのでそれが怖いならばSO-02GのLollipopを待ったほうが良いです。
必要なもの
・Xperia Z3 Compact(SO-02G)・Xperia A4 SO-04Gのftf
・Flashtool
・XperiFirm(Flashtool最新版に含まれてます)
手順
まずはFlashtoolをインストールしておいて下さい。FlashtoolからXperiFirmのアイコンを選んで起動します。Xperia A4を選んでftfの素をダウンロードします。Flashtoolから起動した場合はダウンロード完了後に自動でftfが作成されます。
ftfが作成されたらFlashmodeのボタン(稲妻マーク)を押してSO-04Gのftfを焼きます。
焼く際にデータを残したいのなら、Wipe dataのチェックを外し、Exclude Partitionにチェックを入れてください。
WipeやExcludeの設定を終えたら「Flash」ボタンを押します。端末の電源を切って音量-ボタンを押しながらMicroUSBケーブルでPCに接続し、Flashmodeにして焼きます。
※Flashが終わるまでは絶対にPCとの接続を解除しないでください。ほぼ確実に文鎮になります。
Flashが終わったらケーブルを抜いて、電源ボタンを押して起動します。
これで完了です。
気がついた変更点(国際版Lollipopとの差異含む)
・フォントが国際版と違う箇所がある
XperiaのLollipopでは、フォントがモトヤマルベリからソニーモバイルUDゴシックになりましたが国際版とは少し違う箇所がありました。Google Nowで気が付きました。
AndroPlusさんによるとフォントのバージョンが違うようです。
SO-04GはソニモバUDゴシックがZ4と同じく2.4.1になってる
— AndroPlus (@AndroPlus_org) 2015, 6月 20
・通知領域のトグルでサウンドのトグルが使える
何故か国際版Lollipopでは無かったサウンドのトグルですが、ドコモ版には存在していました。音量ボタンでの切り替えは面倒なので良いと思います。
・スクリーンショットを撮った時に音が出なくなった(カメラアプリ以外)
マナーモードになっているかを問わず、スクリーンショットを撮った時の音が出なくなりました。確認してみたところ、カメラアプリ以外では音が出ないようです。
・アンテナピクトの表示がかなり変わった
上がドコモ版(SO-04G)、下が国際版(D5803)のアンテナピクトです。LTE表示の大きさがかなり違うことがわかると思います。個人的には無駄にスペースを取らない国際版の表示が良いですね。
いくつか私が気が付いた点をまとめてみましたが、常用に問題は無いです。ちなみにSO-02GにLollipopが来たらそちらを焼きなおすつもりです。