チュニジア中部スースの襲撃テロが起きたホテルのビーチで、治療を受ける負傷者=26日(AP=共同)
共同通信社

 【カイロ、パリ共同】チュニジア、クウェート、フランス、ソマリアの4カ国で26日に同時多発的に発生した、イスラム過激派の関与が疑われるテロの死者は、報道によると、少なくとも計96人に達した。ロイター通信は27日、過激派組織「イスラム国」がチュニジアのテロで犯行声明を出したと報じた。同組織はクウェートの自爆テロでも犯行声明を出している。

 米国防総省のウォーレン報道部長は26日、関連した犯行かどうかを判断するのは「時期尚早だ」と指摘。各国が情報分析を急いでいる。