オプションのパラボラアンテナマイクを使うと、1km先のドローンの存在も検知できるそうですよ。
人が多い場所でのバードビュー撮影だけではなく、いけないモノを目的地で投下できてしまうことなどからもドローンの運用が問題視されている今日このごろ。そこでドローンを検知するサービスを提供している会社が注目を集めています。その名もDroneShield。
システムとしては、ドローンが飛んでいるときに発する音を検知するとメールやショートメッセージなどで知らせてくれるもの。2013年のときにIndiegogoで資金を調達、当時はRaspberry Piとちっちゃなマイクなどを組み合わせたモデルでしたが、現在は耐候性に優れたスタイルへと変貌。屋外設置も可能です。
現時点でDJI PhantomやAR Parrotといったホビー用、DJI S800、CineStar6などの商業用、Insitu ScanEagleやAeroVironment Puma AEなどの軍用ドローンの検知ができますが、新しいドローンがリリースされるとその飛行音を解析、DroneShieldの音響データベースをアップデートして対応するとのこと。
なお雑音が多い環境でも150m先のドローンを検知できます。デジタルなカクテルパーティ効果機能があるってことでしょうか。やりますな。
source:DroneShield
(武者良太)