夏に向け晩酌の缶ビールが徐々に増え始めるこの頃。ビールに合うおつまみと言えばポテトチップだが、皆さんは普段何で選ぶだろうか?フレーバー?価格?それともブランド?
先日、『トップバリュ』ブランドの新商品「カリッと揚げたポテトチップ」シリーズを何気なく買ったところ、これまで全く意識していなかった“食感”という候補が急浮上してきたので紹介したい。
「カリッと揚げたポテトチップ」のフレーバーは、しお味とうめ味の2種類。国産のじゃがいもを使い、じっくりフライして堅めの食感に仕上げられているそう。
一見ごく普通のポテトチップだが、いざ口に入れると“ザクッ”という堅めの歯ごたえに始まり、次第にサクサクと軽やかな食感に変化して、最後はすうっと消えていく。噛みごたえがあるのに口どけが良く、ついもう1枚手が伸びる。しょっぱ過ぎない塩加減もちょうどよい。
より食感の違いを感じるため、“堅い食感”でおなじみカルビー「堅あげポテト」と比べてみた。
堅あげポテトは、全体が均一の厚みでくるんと丸まっており、最後までザクザクとハードな歯ごたえが楽しめる。
一方イオンのポテトは端に厚みがあるものの、中心にはぷくっと膨らんだ薄い部分も見られる。この厚みのバランスが、噛みごたえと軽快な食感を生み出しているのだろう。
なおうめ味については、甘酸っぱい梅の風味にしょうゆなどのうまみも加わり、こちらも後引く味わいとなっている。
1袋85円と値段もお手頃なので、カレーやサラダにトッピングしたり、うめ味は冷奴に振りかけたりなど料理のアレンジにも手軽に使えそう。内容量も60gとそれほど多くなく、食べきりやすいサイズなのも嬉しいところ。
これまで全く意識していなかったのに、ひょんなことから突然気になる存在へと変わったクラスの男子のようなイオンのポテトチップ。この夏、手放せなくなりそうだ。